TOEIC Part5 タグ別演習
TOEIC 形容詞問題の解き方|名詞修飾と補語の位置と無料練習問題
当サイトの文法問題546問のうち28問が形容詞問題のテーマに該当する。このページでは解き方の手順とそのうち12問を掲載している。全問に日本語解説つき・登録不要。
要点
- 形容詞の定位置は2つ——名詞の前(限定用法)と、be / remain / seem など連結動詞の後ろ(補語)
- applicable to / subject to / available from のように前置詞とセットで出る形容詞は表現ごと覚える
- considerable と considerate のような同根で意味が違うペアが並んだら、位置ではなく意味で選ぶ段階に進む
形容詞問題はこう出る
形容詞問題は、選択肢に comprehend / comprehensive / comprehensively / comprehension のような派生語が並び、正解が形容詞になる問題タイプだ。形容詞の置き場所は2つに決まっている。名詞の前に置いて修飾する限定用法(a comprehensive benefits package)と、be動詞などの後ろで主語を説明する補語(The handbook is available)だ。空欄がこのどちらかの位置にあれば形容詞を選ぶ。
補語の位置は be動詞だけではない。remain / seem / prove / become のような連結動詞の後ろ、make it difficult for A to do の仮目的語構文、consider + 目的語 + 形容詞の第5文型でも形容詞が入る。さらに applicable to / subject to のように特定の前置詞とセットになる形容詞は、位置の判定に加えて組み合わせの知識まで問われる——ここが形容詞問題の得点差がつく領域になる。
解き方の手順
STEP 1: 空欄が名詞の前か、動詞の後ろかを見る
名詞の直前なら限定用法の形容詞(______ + 名詞)。be / remain / seem / prove / become の直後なら補語の形容詞。この2つの位置の判定だけで、副詞や名詞の選択肢が機械的に切れる。
STEP 2: 補語を取る形をひとまとまりで覚える
make it + 形容詞 + (for 人) + to do(仮目的語)、consider / deem + 目的語 + 形容詞(第5文型)は、it や目的語の後ろに形容詞が来る定型。空欄の前に make it や was considered があれば形容詞で確定する。
STEP 3: 前置詞とセットの形容詞を照合する
applicable to(〜に適用される)、subject to(〜の対象になる)、available from(〜から入手できる)、responsible for(〜に責任がある)、familiar with(〜をよく知っている)。空欄の後ろの前置詞が決め手になる問題は、この組み合わせの照合だけで解ける。
頻出パターン
| 形 | 意味・働き | 例 |
|---|---|---|
| ______ + 名詞 | 限定用法(名詞を修飾) | a comprehensive benefits package |
| be / remain / seem + ______ | 叙述用法(主語の補語) | The handbook is available from HR. |
| make it + ______ + to do | 仮目的語構文の補語 | made it difficult to meet deadlines |
| consider + 目的語 + ______ | 第5文型(目的語の補語) | was considered outstanding |
| be subject to + 名詞 | 〜の対象になりうる(変更・承認など) | The terms are subject to change. |
| be applicable to + 名詞 | 〜に適用される | applicable to all businesses in the region |
| 形容詞 + enough + to do | enough は形容詞の後ろに置く | durable enough to protect the product |
同じ語根から意味の違う形容詞が2つできる語に注意する。considerable(かなりの)と considerate(思いやりのある)、economic(経済の)と economical(節約になる)、respective(それぞれの)と respectable(立派な)がその代表で、選択肢に形容詞が2つ並んでいたら位置の判定では決まらず、名詞との意味の相性で選ぶ。
落ちやすい罠
- be動詞の直後に副詞を選ぶ — 補語になれるのは形容詞と名詞。The results were significant を significantly にすると補語が消えて文が壊れる
- enough を形容詞の前に置く — enough が形容詞・副詞を修飾するときは必ず後置(large enough)。enough large という語順は誤り
- 名詞の後ろから修飾する形容詞を見落とす — available / present / responsible は名詞の直後にも置ける(the seats available / all employees present)。「名詞の後ろだから形容詞ではない」と切ると落ちる
形容詞問題の練習問題(12問)
正解を選んでから「正解と解説を見る」を開く。誤答の選択肢がなぜ違うかまで 確認すると定着が速い。
Q1.
The new policy will be ______ starting next month.
- (A) effectiveness
- (B) effective
- (C) effectively
- (D) effect
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正解: (B)
空欄は be 動詞 (will be) の直後にあり、補語の位置です。補語には名詞か形容詞が入りますが、文脈上「有効な状態である」と説明する必要があるため形容詞 effective が最適です。effect (名詞: 効果)、effectively (副詞: 効果的に)、effectiveness (名詞: 有効性) はいずれも品詞や意味が合いません。なお be in effect / take effect という熟語表現でも「効力がある/発効する」を表せますが、空欄1つでは熟語が完成しないため形容詞での解決が定石です。
- (A) 名詞 effectiveness(有効性・効果)。名詞を補語に使う場合は「〜は有効性だ」となり意味が通じません。可算・不可算の観点からも冠詞なしでは不自然です。
- (B) 正解。形容詞 effective(有効な・効果的な)。be 動詞の後の補語として完全に適合し、「来月から有効になる」という文意と一致します。
- (C) 副詞 effectively(効果的に)。副詞は動詞・形容詞・他の副詞を修飾するため、be 動詞の補語(C の位置)には置けません。
- (D) 名詞 effect(効果・影響)。補語として使うには冠詞が必要な上、「効力がある」という意味を出すには be in effect と熟語で用いる必要があります。単独では不可。
ポイント: 語尾で品詞を見抜く: -tion / -ment / -ness は名詞、-ive / -ous / -ful / -al は形容詞、-ly は副詞が基本です。be動詞の後ろが空欄なら、まず形容詞を疑いましょう。
Q2.
The ______ results of the market research will be presented at the next board meeting.
- (A) updates
- (B) update
- (C) updated
- (D) updating
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正解: (C)
空欄は「The ______ results」という名詞句の中で名詞 results を修飾する形容詞相当語が入る位置です。「更新された結果(results that have been updated)」という受動的な意味を表すには過去分詞 updated が適切です。現在分詞 updating は「更新している最中の」という能動的な意味になり、results(結果)を修飾するには意味が不自然です。動詞原形 update は名詞を修飾できません。名詞 updates は「更新情報」という名詞で、もう一つの名詞 results を修飾するのには文脈上不適切です。
- (A) updates は名詞の複数形で「更新情報・アップデート」を意味します。「The updates results」は意味をなしません。
- (B) update は動詞原形または名詞です。名詞の前で形容詞的に使う場合は updated の形が必要です。
- (C) 正解。updated は過去分詞で「更新された・最新の」という受動的な意味を持ち、results を形容詞的に修飾します。
- (D) updating は現在分詞で「更新している・更新中の」という能動的な意味です。「updating results」では結果が何かを更新していることになり文意が成立しません。
ポイント: 分詞の形容詞用法では、名詞と分詞の関係が「受動」なら過去分詞、「能動」なら現在分詞を使います。「results(結果)→ updated by someone(誰かに更新された)」なら過去分詞。「technology(技術)→ emerging(出現しつつある)」なら現在分詞。この能動・受動の判断が分詞問題の核心です。
Q3.
The presentation was very ______, and the audience asked many questions afterward.
- (A) engaged
- (B) engaging
- (C) engage
- (D) engages
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正解: (B)
空欄は be動詞 was の後ろにある補語の位置で、形容詞が入ります。文意は「プレゼンが非常に人を引き付けるものだった」なので、「人を引き付ける・魅力的な」という能動的な意味を持つ現在分詞形容詞 engaging が正解です。過去分詞形容詞 engaged は「夢中にさせられた・予約済みの・婚約した」という受動的な意味で、プレゼン自体の性質を表すには不適切です(「The audience was engaged」なら可)。動詞原形 engage は述語動詞として was の後に来られません。engage(三人称単数現在)も同様に不可です。
- (A) engaged は過去分詞の形容詞で「夢中になった・予約された」という受動的な意味。人が engaged(夢中になる)のであって、プレゼン自体には現在分詞 engaging(人を引き付ける)を使います。
- (B) 正解。engaging は「人を引き付ける・魅力的な」という意味の現在分詞形容詞で、プレゼンの性質を表す補語として適切です。
- (C) engage は動詞原形で、述語動詞の was の後に別の動詞原形は置けません。
- (D) engages は三人称単数現在形の動詞で、was の後に置く補語にはなれません。
ポイント: -ing 形容詞(能動:人を〜させる)と -ed 形容詞(受動:人が〜させられる)の使い分けは頻出です。engaging(引き付ける)/engaged(引き付けられた)、interesting(面白い)/interested(面白がっている)、surprising(驚かせる)/surprised(驚いた)。主語が「物・状況」なら-ing、「人」なら-edが基本です。
Q4.
This quarter's sales figures are ______ than those of any other quarter this year.
- (A) high
- (B) highly
- (C) higher
- (D) highest
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正解: (C)
比較の接続詞 than が文中にある場合は、必ず比較級の形容詞・副詞を使います。高さを表す形容詞 high の比較級は higher です。原級 high では than と組み合わせることができません。最上級 highest は「the + 最上級」の形で使い、特定の集合の中での最上位を表すため than とは共存しません。副詞 highly は「非常に、高く評価して」という意味で形容詞の比較をする役割はありません。「those of any other quarter」は those = sales figures を指す代名詞で、比較対象を明示しています。
- (A) 原級 high。than と組み合わせると非文法的(× high than)。比較を表すには比較級が必要です。
- (B) 副詞 highly。「非常に」「高く評価して」という副詞で、ここでは形容詞の補語位置に入れる必要があるため品詞が合いません。
- (C) 正解。比較級 higher + than は「〜より高い」を表す標準的な比較構文です。sales figures という数値に対して自然に使えます。
- (D) 最上級 highest。than ではなく「the highest of / among」の形で使います。than と共起させることは通常できません。
ポイント: 空欄の後に than があれば、迷わず比較級を選びましょう。一方、「the _____ of all / among all」のように the + of/among の組み合わせが見えれば最上級が答えです。この二パターンをセットで覚えると得点力が上がります。
Q5.
Among all the candidates interviewed, Ms. Chen was considered the ______ qualified for the position.
- (A) much
- (B) most
- (C) very
- (D) more
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正解: (B)
最上級は「3者以上の集合の中での最上位」を表すときに使います。Among all the candidates(全候補者の中で)という表現が3者以上の比較であることを示しているため、最上級が必要です。2音節以上の形容詞(ここでは qualified)の最上級は「the most + 形容詞」の形になります。比較級 more は than とセットで使い、2者を比較するときに使うため不可。much は比較級を強調する副詞(much better など)で、単独で最上級の意味は作れません。very も原級を強調する副詞で、最上級形とは共起できません(× the very most)。
- (A) 強調副詞 much。比較級の前で「はるかに」と強調するために使います(much better)。最上級の意味そのものを作ることはできません。
- (B) 正解。the most qualified「最も適格な」。Among all という表現が最上級の文脈を明示しており、2音節以上の語には most を使います。
- (C) 強調副詞 very。原級の強調(very qualified)には使えますが、「the very most」のような形は標準的ではなく、最上級構文の代わりにはなりません。
- (D) 比較級 more。2者比較で than とセットで使います。「Among all」があるため3者以上の比較であり、比較級では文意が成立しません。
ポイント: 最上級のシグナルとなる語句を覚えましょう。「Among all / of all / the + 集合名詞」が見えたら最上級が答えです。2音節以上の形容詞には most を前置し、the most + 形容詞の形で答えます。
Q6.
This is the ______ comprehensive report the department has ever produced.
- (A) very
- (B) much
- (C) more
- (D) most
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正解: (D)
「the + 最上級 + 名詞 + ... + ever」は「今までで最も〜な」という最上級の典型パターンです。空欄は定冠詞 the の直後にあり、形容詞 comprehensive の前に置かれています。most は最上級を作る語であり、「the most comprehensive」で「最も包括的な」という意味になります。more は比較級を作る語で、the と組み合わせることができません。much は副詞で形容詞を強調しますが the の直後には置けません。very は強調副詞ですが最上級 ever と組み合わせる場合は the very best のような形になり本問には合いません。
- (A) 不正解。very は副詞で形容詞・副詞を強調しますが、「the very comprehensive」という形では最上級の意味が出ません。最上級と組み合わせる場合は「the very best」のように使います。
- (B) 不正解。much は副詞で「はるかに」という意味で比較級を強調します(much better など)。「the much comprehensive」という形は成立しません。
- (C) 不正解。more は比較級を作ります。「the more comprehensive」は標準的な最上級ではありません。比較級は the + 比較級, the + 比較級(比例表現)では使いますが、ever とは組み合わせません。
- (D) 正解。most は最上級を作る語です。「the most comprehensive ... ever produced」で「今まで作成した中で最も包括的な」という意味になります。
ポイント: 「the + most + 形容詞 + 名詞 + S have ever + 過去分詞」は TOEIC 頻出の最上級パターンです。the の直後に形容詞の原級があれば most を補う。最上級を使うことを判断します。
Q7.
The proposal was so ______ that it was approved without any revisions.
- (A) impress
- (B) impressive
- (C) impression
- (D) impressively
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正解: (B)
「so + 形容詞/副詞 + that S V」は「非常に〜なので...だ」という結果を表す重要構文です。空欄は so の直後にあり補語の位置なので、形容詞 impressive が正解です。impress(動詞)は so の後に形容詞が必要な位置には入りません。impressively(副詞)は形容詞を修飾しますが、so impressively that では so と impressively の間に形容詞が必要です。impression(名詞)は so の後に名詞を置く構文(so + 形容詞)とは異なります。
- (A) impress は動詞。so の直後に動詞は置けません。形容詞か副詞が必要な位置です。
- (B) 正解。impressive は形容詞で「印象的な」。so impressive that ... で「非常に印象的なので〜」となります。
- (C) impression は名詞。so + 名詞という構文はなく、文法的に成立しません。
- (D) impressively は副詞。so の直後に副詞を置く場合は「so impressively that」となりますが、この場合は形容詞(補語)の位置なので不適切です。
ポイント: 「so + 形容詞 + that」構文は「結果」を表す表現として TOEIC に頻出です。so の後には必ず形容詞か副詞が来ます。such + 名詞句 + that との使い分けも確認しておきましょう。
Q8.
The company offers a ______ benefits package to all full-time employees.
- (A) comprehensively
- (B) comprehend
- (C) comprehensive
- (D) comprehension
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正解: (C)
空欄は a(冠詞)と名詞 benefits package の間にあり、名詞を修飾する形容詞が必要です。comprehensive(形容詞: 包括的な)が正解です。comprehend(動詞: 理解する)は名詞を修飾できません。comprehensively(副詞)は形容詞・動詞を修飾しますが、名詞の直前には来ません。comprehension(名詞: 理解)は別の名詞であり、「a comprehension benefits package」では2つの名詞が連続して不自然です(複合名詞としても成立しません)。
- (A) comprehensively は副詞。冠詞の後・名詞の前の位置には形容詞が必要です。
- (B) comprehend は動詞(理解する)。冠詞と名詞の間に動詞は入りません。
- (C) 正解。comprehensive(形容詞: 包括的な)が名詞 benefits package を修飾します。
- (D) comprehension は名詞(理解)。「a comprehension benefits package」では意味をなしません。
ポイント: 「冠詞(a / an / the)+ 空欄 + 名詞」のパターンでは、空欄には形容詞が入ります。語族の中から形容詞を選ぶ際は -ive / -ous / -ful / -al / -ent などの語尾を手がかりにしましょう。
Q9.
The new branch office is ______ to the main headquarters.
- (A) conveniently close
- (B) conveniently closing
- (C) convenient closely
- (D) convenient close
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正解: (A)
close はここでは形容詞(近い)として使われており、形容詞を修飾するには副詞が必要です。conveniently(副詞)が close(形容詞)を修飾して「便利に近い場所にある」を表します。convenient close では形容詞が形容詞を修飾する形になり文法的に誤りです。conveniently closing では closing が現在分詞になり「便利に閉まりつつある」という全く異なる意味になります。convenient closely では形容詞と副詞が並列になり文法的に成立しません。
- (A) 正解。conveniently(副詞)+ close(形容詞)で「便利に近い」。副詞が形容詞を修飾する正しい形です。
- (B) conveniently closing では closing が現在分詞で「閉まりつつある」という意味になり、文意が異なります。
- (C) convenient closely は形容詞と副詞の並置。意味をなしません。
- (D) convenient close は形容詞 + 形容詞。形容詞が形容詞を直接修飾することはできません。
ポイント: close は形容詞(近い)としても副詞(近くに)としても使われます。本問では is の後の補語として形容詞の close が使われており、それを副詞 conveniently が修飾しています。品詞の連鎖に注意しましょう。
Q10.
The intern showed ______ improvement in her performance during the second quarter.
- (A) consider
- (B) considerably
- (C) consideration
- (D) considerable
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正解: (D)
空欄の直後に名詞 improvement があります。名詞を前から修飾できるのは形容詞のみであるため、considerable(かなりの / 相当な)が正解です。consider は動詞、considerably は副詞、consideration は名詞であり、いずれも名詞 improvement の直前の修飾語の役割を果たせません。considerable は「量・程度が大きい」という意味で、数値や変化量を客観的に表すビジネス表現として頻出です。
- (A) consider は動詞(〜を考慮する)。showed の後に別の動詞を連続して置くことはできず、名詞 improvement の修飾語にもなれません。
- (B) considerably は副詞。副詞は名詞を直接修飾できません。動詞や形容詞・副詞を修飾する場合に使います(例: improved considerably)。
- (C) consideration は名詞(考慮 / 検討)。名詞が名詞の直前に来ることは通常なく(複合名詞の場合を除く)、文意も合いません。
- (D) 正解。considerable は形容詞で「かなりの / 相当な」という意味。名詞 improvement を前置修飾して「かなりの向上」という意味を作ります。
ポイント: 「動詞 + 空欄 + 名詞」の語順では、空欄は名詞を修飾する形容詞が正解になることがほとんどです。-able / -ible / -ous / -ful / -al などの語尾を持つ形容詞を意識しましょう。
Q11.
The corporation donated a ______ amount of money to the local charity.
- (A) substantiate
- (B) substantial
- (C) substantially
- (D) substance
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正解: (B)
空欄は冠詞 a と名詞 amount の間にあり、名詞を修飾する形容詞が必要な位置です。substance は名詞(物質・実体)、substantially は副詞(かなり)、substantiate は動詞(裏付ける)であり、いずれも名詞修飾には使えません。形容詞 substantial(かなりの、相当な)が唯一正しい品詞です。TOEIC では substantial amount / substantial increase / substantial investment といったコロケーションが頻出します。
- (A) substantiate は動詞「裏付ける」。空欄の位置に動詞の原形は入りません。
- (B) 正解。substantial は形容詞「かなりの」。a substantial amount of money で「かなりの金額」という自然な名詞句になります。
- (C) substantially は副詞。副詞は名詞を直接修飾できません。動詞や形容詞・他の副詞を修飾するために使います。
- (D) substance は名詞(物質)。名詞が冠詞と名詞の間に連続しても文法的な修飾関係が成立しません。
ポイント: 冠詞(a / an / the)と名詞の間の空欄には形容詞が入ります。語尾 -ial(substantial)、-ous(generous)、-ive(effective)は形容詞のサインです。品詞問題は語尾を見て即判断しましょう。
Q12.
The new CEO has introduced ______ changes to the company structure.
- (A) dramatic
- (B) drama
- (C) dramatize
- (D) dramatically
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正解: (A)
空欄は introduced と名詞 changes の間に位置し、changes を前から修飾する形容詞が必要です。drama は名詞(演劇)、dramatically は副詞、dramatize は動詞(劇化する)であり、いずれも名詞を直接修飾できません。形容詞 dramatic(劇的な)を選ぶことで「劇的な変更」という意味の名詞句が完成します。TOEIC では dramatic changes / dramatic improvement / dramatic decline といったコロケーションが頻出します。
- (A) 正解。dramatic は形容詞「劇的な」。introduced dramatic changes to the company structure で「会社構造に劇的な変更をもたらした」という自然な表現になります。
- (B) drama は名詞「演劇、ドラマ」。名詞が名詞を修飾するケースもありますが(例: drama teacher)、ここでは意味的に不自然です。
- (C) dramatize は動詞「劇化する、大げさに表現する」。動詞の原形は名詞修飾の位置には入れません。
- (D) dramatically は副詞。副詞は名詞を直接修飾しません。動詞や形容詞の前後に置きます(例: dramatically improved)。
ポイント: 語尾 -atic(dramatic, systematic, automatic)は形容詞の印。名詞の直前の空欄で形容詞が必要な場合、語尾チェックで素早く判断できます。
続きを解く
形容詞問題のテーマに該当する文法問題は全部で28問ある(当サイトの文法問題546問のうち)。挑戦モードでは正誤が記録され、 間違えた問題だけを復習できる。
よくある質問
形容詞問題と品詞問題は何が違いますか?
選択肢の並びは同じ派生語ですが、形容詞が正解の問題では「名詞の前」か「連結動詞の後ろ」という2つの定位置の判定が中心になります。加えて前置詞とのセット(applicable to など)や紛らわしい派生ペアまで問われる点が、この項目に固有の出題です。
considerable と considerate のようなペアはどう覚えますか?
問題で出会ったときに両方の意味をセットで確認するのが確実です。considerable は「(量・程度が)かなりの」、considerate は「思いやりのある」で、TOEIC のビジネス文書では金額や増加を修飾する considerable の側が正解になることが多い、という出題の偏りも手がかりになります。
updated results のような -ed / -ing の形はどう扱いますか?
分詞形容詞といい、置き場所は普通の形容詞と同じですが、-ed と -ing の選択には修飾される名詞との能動・受動の関係という別の判断が要ります。この使い分けは分詞のテーマページで扱っているので、そちらの手順とあわせて練習してください。