TOEIC Part5 タグ別演習
TOEIC 接続詞問題の解き方|前置詞との識別と無料練習問題
当サイトの文法問題546問のうち62問が接続詞問題タグを持つ。このページでは解き方の手順とそのうち12問を掲載している。全問に日本語解説つき・登録不要。
要点
- 接続詞の後ろには「主語 + 動詞」が来る。名詞だけなら前置詞——この1点で選択肢を半分に絞れる
- 意味は3系統だけ押さえる: 逆接 (although / while)・理由 (because / since)・条件 (if / unless / once)
- not only A but also B / both A and B は「片割れ」が文中にあるかを探す
接続詞問題はこう出る
接続詞問題は、文と文をつなぐ語を選ばせる問題タイプだ。Part5では although / despite / however のように**意味がほぼ同じで品詞が違う選択肢**を並べる形が定番で、意味だけで選ぼうとすると確実に迷う設計になっている。
解く鍵は意味ではなく構造にある。空欄の後ろに「主語 + 動詞」の文が続くなら接続詞、名詞のかたまりだけなら前置詞、文が2つに割れていない(すでに完結している)なら副詞。この判定を選択肢を見る前に済ませておくと、4択が実質2択以下になる。
解き方の手順
STEP 1: 空欄の後ろの構造を確認する
主語+動詞が続く→接続詞。名詞のかたまり→前置詞。カンマやセミコロンで文が完結した後→接続副詞 (however / therefore)。この3分類を最初に行う。
STEP 2: 文と文の意味関係を1語で決める
2つの文の関係が「逆」なのか「理由」なのか「条件」なのか「時」なのかを判断する。逆接なら although / while / whereas、理由なら because / since、条件なら if / unless / provided that、時なら when / once / as soon as。
STEP 3: 相関接続詞は片割れを探す
空欄の少し後ろに but also / and / or / nor があれば相関接続詞の合図。not only ↔ but also、both ↔ and、either ↔ or、neither ↔ nor の対応を確認して即決する。
頻出パターン
| 形 | 意味・働き | 例 |
|---|---|---|
| although + S + V | 〜だけれども(逆接の接続詞) | Although sales fell, profits rose. |
| despite + 名詞 | 〜にもかかわらず(前置詞・文は続かない) | Despite the delay, we arrived on time. |
| unless + S + V | 〜しない限り | Unless you register, you cannot attend. |
| once + S + V | いったん〜すると | Once the contract is signed, work begins. |
| not only A but also B | AだけでなくBも | not only fast but also accurate |
| S + V; however, S + V | しかしながら(接続副詞・文をつながない) | Costs rose; however, demand held. |
however / therefore / moreover は「接続副詞」で、意味は接続詞に似ているが2つの文を1文につなぐ力はない。空欄が2文の境目(カンマだけ)にあるとき、接続副詞の選択肢は構造的に誤りと判断できる——ここがこのタイプの最大の得点源になる。
落ちやすい罠
- while の二面性 — 「〜の間」(時) と「〜だが」(対比) の両方で出る。後ろの文との意味関係を確認せず「時」と決め打ちすると落ちる
- since の二面性 — 「〜以来」(時) と「〜なので」(理由)。主節が現在完了なら時の since を第一候補にする
- because of / due to は前置詞扱い — because と1語違いで品詞が変わる。of / to が付いたら後ろは名詞、と機械的に処理する
接続詞問題の練習問題(12問)
正解を選んでから「正解と解説を見る」を開く。誤答の選択肢がなぜ違うかまで 確認すると定着が速い。
Q1.
Ms. Tanaka has been working here ______ she graduated from university.
- (A) during
- (B) since
- (C) for
- (D) while
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正解: (B)
現在完了形・現在完了進行形と組み合わせて「起点(〜以来)」を示す接続詞は since です。本問では「has been working」という現在完了進行形が使われており、since が過去の起点(卒業した時点)から現在まで継続していることを示します。for は期間の長さ(例: for five years)を表すため、後ろに「she graduated」のような節は取れません。during は「〜の間」を表す前置詞で節を取れません。while は「〜している間」という同時進行を表し、現在完了との組み合わせで起点を示す用法はありません。
- (A) during は「〜の間」を表す前置詞で、後ろには名詞句が必要です。during the meeting のように使います。節は取れません。
- (B) 正解。since は「〜以来」を表す接続詞として節を導き、現在完了(進行)形と対応します。起点を示す最重要語です。
- (C) for は「〜の間(期間)」を表す前置詞です。for five years のように数値を伴う名詞句が続きます。節(she graduated...)は取れません。
- (D) while は「〜の間・〜しながら」を表し、同時進行する動作に使います。起点を示す用法はなく、現在完了との組み合わせも不自然です。
ポイント: 現在完了形(have/has + p.p.)や現在完了進行形(have been + -ing)が見えたら since か for の選択肢を疑いましょう。since は「〜以来(起点)」、for は「〜の間(期間の長さ)」という使い分けが最重要です。
Q2.
Mr. Kim will be in charge of the project ______ Ms. Park returns from her business trip.
- (A) by
- (B) for
- (C) during
- (D) until
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正解: (D)
「until」は「〜するまで(ずっと)」という継続の終点を示す接続詞・前置詞です。「Ms. Park returns from her business trip」という節が続くため、節を導ける接続詞が必要です。by は前置詞で「〜までに(期限)」を表しますが、節(S+V)を導けません。during は「〜の間(期間)」を表す前置詞で、節は取れません。for は「〜の間(期間の長さ)」を表す前置詞で、「for she returns」のような節との組み合わせは文法的に不可です。until のみが「節(S+V)を取りながら継続の終点を示す」という条件を満たします。
- (A) by は「〜までに(期限・締め切り)」を表す前置詞です。後ろに節(S+V)は取れません。
- (B) for は「〜の間(期間の長さ)」を示す前置詞で、for three days のように使います。節を取る用法はありません。
- (C) during は「〜の間(継続期間)」を表す前置詞で、名詞句のみ取れます。節とは結びつきません。
- (D) 正解。until は接続詞として節を導き「〜するまで(継続)」を表します。前置詞としては名詞句を取ります。
ポイント: 「by vs. until」の使い分けは TOEIC 頻出です。by は「期限(その時点までに完了)」、until は「終点(その時点まで継続)」を表します。例:The report must be submitted by Friday.(金曜までに提出)/ I will stay here until Friday.(金曜まで滞在)
Q3.
Not only did the sales team exceed their target, ______ they also received a bonus.
- (A) so
- (B) or
- (C) but
- (D) and
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正解: (C)
「Not only ... but (also) ...」は「〜だけでなく…も」を表す相関接続詞のペアです。文頭に Not only を置いた場合、前半節で倒置が生じます(Not only did the sales team exceed ...)。後半節には but が続きます。and は「〜と…」という単純な並列で、not only との組み合わせはありません。or は「〜または…」という選択を表し not only とペアにはなりません。so は「だから」という因果を表し、not only との組み合わせは存在しません。
- (A) so は「だから・それゆえ」という因果を示す接続詞です。not only ... so ... という構文は存在しません。
- (B) or は「〜または…」という選択を示します。not only ... or ... という構文は存在しません。
- (C) 正解。not only ... but (also) ... は「〜だけでなく…も」という相関接続詞のペア。ビジネス文書の強調表現として頻出です。
- (D) and は並列接続詞で「〜と…」を意味します。not only と組み合わせる接続詞ではなく、not only ... and ... という構文は存在しません。
ポイント: 相関接続詞はペアでまとめて覚えましょう。①not only A but also B(AだけでなくBも)②both A and B(AもBも)③either A or B(AかBのどちらか)④neither A nor B(AもBもない)⑤whether A or B(AかBかどちらであれ)。Not only を文頭に置くと後ろの節で倒置が起きる点も注意。
Q4.
______ the merger has been finalized, both companies will begin integrating their operations.
- (A) Rather than
- (B) In spite of
- (C) Regardless of
- (D) Now that
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正解: (D)
Now that は「〜した今となっては/〜である以上」という意味で、ある状況が実現したことを前提として、その結果や次の行動を述べるときに使う接続詞です。完了形(has been finalized)との組み合わせで「合併が完了した今」という文脈を自然に作ります。In spite of / Regardless of は前置詞句のため、後に節(主語+動詞)は置けません。Rather than は「〜するよりも」という対比を表し、この文の意味関係(理由→結果)とは合いません。接続詞か前置詞かの識別と意味の両面で絞り込むのがポイントです。
- (A) 前置詞句 Rather than。「〜よりも」という選択・対比を表し、理由や前提を示す本文の文意に合いません。また節を取れる用法でもありません。
- (B) 前置詞句 In spite of。後に名詞句のみ置けます。節(主語+動詞)は続けられないため構造上不可です。
- (C) 前置詞句 Regardless of。「〜にかかわらず」という意味で逆接・無関係を示しますが、ここでは合併完了が事業統合の前提となっており文意が逆になります。
- (D) 正解。Now that + 節で「〜した今は」という意味を作ります。has been finalized という節が続くことからも接続詞が必要であり、意味・形式ともに適切です。
ポイント: 「接続詞か前置詞か」の識別は TOEIC 頻出です。選択肢の後に「主語+動詞の節」が続く場合は接続詞を選びます。Now that / As long as / Given that などの接続詞句と、In spite of / Regardless of / Instead of などの前置詞句を整理して覚えましょう。
Q5.
______ the budget is approved by Friday, the project will have to be postponed.
- (A) Unless
- (B) If
- (C) Whether
- (D) Although
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正解: (A)
Unless は「〜しない限り/〜でなければ」という否定的な条件を表す接続詞で、if ... not とほぼ同義です。本文では「予算が承認されない場合に延期になる」という論理関係であり、Unless が承認されない条件を示しています。If を使うと「予算が承認された場合、延期しなければならない」という逆の意味になってしまいます。Whether は「〜かどうか」という選択・疑問を表し、条件の意味にはなりません。Although は「〜にもかかわらず」という逆接を表し、この文の論理構造とは合いません。
- (A) 正解。Unless「〜しない限り」。Unless the budget is approved by Friday = If the budget is not approved by Friday と同義で、承認されない場合に延期という正しい論理を作ります。
- (B) If「もし〜ならば」。If the budget is approved だと「承認されたなら延期しなければならない」という文意になり、文脈と逆になります。
- (C) Whether「〜かどうか」。Whether ... or not という選択を表し、条件(〜しない限り)の意味にはなりません。名詞節を導く接続詞として使うのが主な用法です。
- (D) Although「〜にもかかわらず」。逆接を表す接続詞で、予算承認と延期を対立させる文意になり、この文の論理関係とは合いません。
ポイント: 「Unless = if ... not」で「〜しない限り」という否定条件を作ります。Unless の後に not を使うのは二重否定になるため禁止(× Unless ... not)。主節が否定的な結果を示すときに unless を使うと自然な英文になります。
Q6.
______ the economic downturn, the company managed to maintain its profit margin.
- (A) Whereas
- (B) Despite
- (C) Because of
- (D) Although
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正解: (B)
空欄の直後には the economic downturn という名詞句が続いています。名詞句を目的語に取れるのは前置詞のみです。Despite は前置詞で「〜にもかかわらず」という逆接・譲歩を表し、名詞句を取ることができます。Although と Whereas は接続詞(節を導く語)であり、名詞句の前には置けません(節 = 主語+動詞が必要)。Because of も前置詞句で名詞句を取れますが、意味が「〜のせいで」という原因を示す語であり、利益率を維持できた理由が景気低迷というのは文意に反します。形式(前置詞 vs 接続詞)と意味(逆接 vs 原因)の両面で絞り込みます。
- (A) Whereas「〜である一方で」(接続詞)。対比を表す接続詞で、後に節が必要です。名詞句を取ることはできません。
- (B) 正解。Despite「〜にもかかわらず」。前置詞なので名詞句を目的語に取れます。景気低迷という逆境にもかかわらず利益率を維持したという逆接の文意に完全に合致します。
- (C) Because of「〜のせいで/〜があったので」。前置詞句なので名詞句を取れますが、「景気低迷のために利益率を維持した」という意味になり、文脈上不自然です。
- (D) Although「〜にもかかわらず」(接続詞)。逆接の意味は同じですが、後に節(主語+動詞)が必要です。the economic downturn という名詞句には続けられません。
ポイント: 「前置詞 vs 接続詞」の識別は TOEIC Part5 の王道パターンです。空欄の直後が名詞(句)なら前置詞、主語+動詞の節なら接続詞を選びましょう。Despite(前置詞)= Although(接続詞)、Because of(前置詞)= Because(接続詞)という対応を覚えると速解できます。
Q7.
______ that all safety protocols are followed, the factory operates without incident.
- (A) Supposed
- (B) Providing
- (C) Provided
- (D) Unless
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正解: (C)
Provided (that) は「〜という条件で/〜さえすれば」という条件を表す接続詞句です。if と同義ですが、よりフォーマルで契約書や規定文書によく使われます。Supposed that(× supposed that という慣用句は存在しない)は誤り。Providing that も「〜という条件で」と同義の表現ですが、空欄の後には that が続いており、Providing that that ... という二重の that になるため自然ではありません。通常は Provided that か Providing that として使い、空欄の後に that が来る場合は Provided が適切です。Unless は「〜しない限り」という否定条件を表し、文意(安全手順が守られればという肯定条件)とは合いません。
- (A) Supposed。「Supposed that」という慣用接続詞句は標準英語では確立されていません。「Supposing (that)」なら使えますが、Supposed という形は不可です。
- (B) Providing。Providing that も条件を表す接続詞として使えますが、空欄の直後に that がある場合、Providing that that と二重になるため Provided の方が自然です。
- (C) 正解。Provided (that)「〜という条件で」。ビジネス・法律文書での定番表現で、肯定的な条件(安全手順が守られれば)を述べるのに適しています。
- (D) Unless「〜しない限り」。否定条件を表すため、「安全手順が守られている限り」という肯定条件の文意とは逆になります。
ポイント: 「条件」を表す接続詞を整理しましょう。If(〜ならば)/ Provided that(〜という条件で)/ As long as(〜さえすれば)/ Unless(〜しない限り)。Provided と As long as は肯定条件、Unless は否定条件です。フォーマルな文書では Provided that が選ばれやすいです。
Q8.
______ the project was completed on time, it exceeded the original budget by 20 percent.
- (A) Because
- (B) Although
- (C) Therefore
- (D) Despite
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正解: (B)
文頭の空欄の後に「主語 + 動詞」の節が続いています。節を導く接続詞が必要であり、前半「予定通り完了」と後半「予算超過」の逆接関係を示す Although が最適です。Despite は後ろに名詞句(動名詞句を含む)を取るため、節(SV を持つ構造)を直接続けることができません。Because は原因・理由を示し逆接にはなりません。Therefore は接続副詞(副詞)であり、接続詞として文頭で節を導くことはできません。接続詞・前置詞・接続副詞の品詞区別は TOEIC Part 5 で最頻出の識別問題です。
- (A) 不正解。Because は原因・理由を示す接続詞です。「予算を超過したのはなぜか」という理由節を導くことになり、前後の論理関係(逆接)に合いません。
- (B) 正解。Although は従位接続詞で「〜にもかかわらず」という譲歩・逆接の意味を持ちます。後ろに SV 節を取れる唯一の選択肢であり、文意にも合います。
- (C) 不正解。Therefore は「したがって」を意味する接続副詞です。文をつなぐ役割はありますが従位接続詞ではないため、文頭で単独に節を導くことはできません。
- (D) 不正解。Despite は前置詞で「〜にもかかわらず」という意味ですが、後ろには名詞句(または動名詞句)を続けます。節(the project was completed on time)を直接続けることはできません。Despite the fact that ... とすれば可能です。
ポイント: 空欄の直後が節(S+V)なら接続詞、名詞句なら前置詞です。Although / though / even though は節、Despite / in spite of は名詞句に続きます。この区別は Part 5 で繰り返し出題されます。
Q9.
______ Ms. Rodriguez is experienced in finance, she also holds a degree in computer science.
- (A) In addition to
- (B) Not only
- (C) Whereas
- (D) Despite
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正解: (B)
「Not only ... but also ...」は「〜だけでなく…もまた」という相関接続詞(correlative conjunction)で、TOEIC でよく出る構文です。Not only が文頭に来ると後続の節は「助動詞 + S + 動詞」という倒置形になり、その後に「but S + also + 動詞」が続きます。本問では Not only が文頭に来て、Ms. Rodriguez is experienced ... という主節に呼応し she also holds ... に続いています。Whereas は対比、Despite は前置詞(後ろに名詞句)、In addition to は前置詞句で節を導けません。
- (A) 不正解。In addition to は前置詞句で名詞句を続けます。節(SV)を直接導くことはできません。
- (B) 正解。Not only は相関接続詞の前半部です。後続の she also holds ... と呼応し、「金融の経験があるだけでなく、学位も持っている」という意味を完成させます。
- (C) 不正解。Whereas は「〜である一方」という対比を示す接続詞です。文意は対比ではなく「両方を持っている」という添加なので不適切です。
- (D) 不正解。Despite は前置詞で後ろに名詞句を取ります。節(SV)を続けることはできません。
ポイント: Not only ... but (also) ... は TOEIC の相関接続詞問題の王道です。Not only が文頭に来ると倒置が発生します(Not only is she ... but she also ...)。添加・強調の文脈でこの構文を即座に見抜けるようにしましょう。
Q10.
The regional sales ______ lower than expected this quarter; ______, the company will not reduce its workforce.
- (A) were ... however
- (B) was ... therefore
- (C) were ... therefore
- (D) was ... however
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正解: (A)
2つのブランクを同時に判断する問題です。第1ブランク:主語は sales(複数名詞)なので動詞は were が正解(was は不可)。第2ブランク:前半「売上が予想より低かった」(否定的な結果)にもかかわらず後半「人員削減しない」という逆接の関係です。したがって逆接の接続副詞 however が正解(therefore は「したがって」で因果関係を示すため不適切)。sales は "a sale" という可算名詞の複数形で「売上高」を意味し、常に複数扱いです。
- (A) 正解。sales は複数名詞なので were が正解。前半の否定的な状況と後半の楽観的な方針の間は逆接であり、however「しかしながら」が適切です。
- (B) 不正解。was は単数形の be 動詞です。sales は複数名詞のため was は使えません。また therefore は因果関係を示すため文意に合いません。
- (C) 不正解。were は正しいですが、therefore「したがって」は「売上が低いから人員削減しない」という論理を作り、文脈上不自然です。
- (D) 不正解。was は sales に対して数が一致しません。however は文脈に合いますが、was の誤りが致命的です。
ポイント: sales / savings / earnings / proceeds / wages は常に複数形で使われる名詞です。主語と動詞の一致確認と接続副詞の論理(逆接 however / 因果 therefore / 追加 moreover)の選択を同時に行う複合問題です。
Q11.
Both the marketing department ______ the sales team contributed to the successful product launch.
- (A) and
- (B) nor
- (C) but
- (D) or
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正解: (A)
相関接続詞(correlative conjunction)は2つの要素を対で結ぶ接続詞です。「both A and B(AもBも両方)」は最も基本的な相関接続詞で、2つの要素を肯定的に並べます。本文では「Both the marketing department ... the sales team」という形になっており、空欄には and が入ります。both A and B の主語は複数扱いとなり、動詞も複数形(contributed)で一致しています。or は「either A or B(AかBか)」の選択形、but は逆接、nor は「neither A nor B」の否定の対形であり、いずれも both の相関接続詞として機能しません。
- (A) 正解。and は both と組み合わせて「both A and B(AもBも)」という相関接続詞を完成させます。マーケティング部と営業チームの両方が貢献したという肯定的な並列を表します。
- (B) 不正解。nor は「neither A nor B」で使う相関接続詞です。both とは組み合わせません。nor 単独では先行する否定表現を受けて「〜もまた〜でない」という意味を持ちます。
- (C) 不正解。but は逆接の接続詞です。both A but B という相関接続詞の形は存在せず、文意にも合いません。
- (D) 不正解。or は「either A or B」の相関接続詞として使いますが、both と組み合わせる形はありません。both A or B という表現は存在しません。
ポイント: 相関接続詞4セットを覚えましょう: both A and B(AもBも)/ either A or B(AかBか)/ neither A nor B(AもBも〜でない)/ not only A but also B(AだけでなくBも)。主語として使われる場合の動詞の一致も注意が必要です(both → 複数、either/neither/not only A but also B → B に一致)。
Q12.
Neither the original proposal ______ the revised version met the client's requirements.
- (A) or
- (B) but
- (C) nor
- (D) and
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正解: (C)
「neither A nor B」は「AもBもどちらも〜ない」という否定の相関接続詞です。neither は単独では「どちらも〜でない」という否定の意味を持ちますが、2つの要素を対で結ぶときは nor と組み合わせて使います。本文では「最初の提案も修正版もクライアントの要件を満たさなかった」という二重の否定を表しており、空欄には nor が入ります。or は「either A or B」の相関接続詞であり、neither とは組み合わせません(neither A or B は非文)。and は肯定的な並列、but は逆接であり、どちらも neither の相関接続詞としては機能しません。また neither A nor B が主語の場合、動詞は B(nor の直後の名詞)に一致するのが原則です。
- (A) 不正解。or は either と組み合わせる相関接続詞です(either A or B)。neither A or B という組み合わせは文法的に誤りです。
- (B) 不正解。but は逆接を表す接続詞で相関接続詞の対としては機能しません。neither A but B という表現はありません。
- (C) 正解。nor は neither と組み合わせて「neither A nor B(AもBも〜でない)」という否定の相関接続詞を完成させます。最初の提案も修正版も要件を満たさなかった、という二重否定の意味が成立します。
- (D) 不正解。and は肯定的な並列を表す接続詞で neither とは対をなしません。neither A and B という形は存在しません。
ポイント: neither A nor B の動詞一致: 動詞は B(nor の直後の名詞)の数・人称に合わせます(Neither the manager nor the assistants were available. ← assistants が B のため複数形 were)。also, neither が単独で使われる場合は「どちらも〜でない(2択)」という意味です(Neither option is acceptable.)。
続きを解く
接続詞問題を含む文法問題は全部で546問ある。挑戦モードでは正誤が記録され、間違えた問題だけを復習できる。
よくある質問
接続詞と前置詞の識別が苦手です。どう練習すればよいですか?
選択肢を見る前に空欄の後ろへ目を移し、「主語+動詞があるか」だけを確認する癖をつけます。although / despite 型の問題は意味が同じなので、構造判定だけで正解が決まります。下の実問題で手順を固定してください。
however はなぜ接続詞として使えないのですか?
however は副詞(接続副詞)で、2つの独立した文を1つの文につなぐ文法的な力を持たないためです。文をつなぐにはセミコロンかピリオドで一度文を切る必要があります。Part5ではこの構造違反を突く選択肢が定番です。
相関接続詞はどこまで覚えれば足りますか?
not only A but also B、both A and B、either A or B、neither A nor B の4組で頻出はほぼ覆えます。加えて主語になったときの動詞の一致(either A or B は B に一致)まで押さえると取りこぼしがなくなります。