Scordia
2人が対話しているオフィスの一角

リスニング

TOEIC Part3とPart4の違いは「会話」vs「独白」 — 設問先読みで両方に対応する

TOEIC L&Rのリスニングセクションには4つのパートがある。その中でPart3とPart4は形式が似ているため、「どう違うのか・何が共通するのか」を整理しないまま対策が曖昧になりやすい。

形式の違いを理解することで、先読みのやり方と聴くときの意識が変わり、正答率が安定する。

出典: IIBC公式「テスト形式」。Part3は会話形式(2〜3名の話者)、Part4は説明文形式(1人の話者)。いずれも設問は1セット3問。

形式の違い — 「会話」と「独白」

項目 Part3(会話問題) Part4(説明文問題)
話者の人数2〜3名(男女)1名
形式対話(会話のやりとり)モノローグ(独白)
1セットの設問数3問3問
Scordia収録問題数75問150問
典型的な場面社内会話・電話・打ち合わせアナウンス・留守電・会議・ニュース

Scordia収録ではPart3が75問、Part4が150問だ(出典: Scordia収録問題集計より)。本番試験ではPart3が25セット×3問=75問、Part4が10セット×3問=30問という構成だが、収録比率では練習量としてPart4の方が多くなっている。

Part3(会話)特有の注意点

会話形式のPart3では、複数の話者が情報を交互に出してくる。どちらの話者がどの情報を持っているかを追う必要がある。

  • 話者の立場を把握する — "Who are the speakers?" という設問は最初の数発言でほぼ決まる。"May I help you?" ならば顧客対応場面と分かる。
  • 問題点・依頼・提案の3軸を追う — Part3の会話は「問題がある → 解決策を提案する → 合意する」という流れが多い。3つの設問もこの流れに沿って出ることが多い。
  • 3人の会話は情報が分散する — 3名の会話では発言が交互に入り、誰がどの情報を言ったかが分かりにくくなる。設問の先読みで「誰の発言に注目するか」を絞っておく。

Part4(独白)特有の注意点

1人の話者が話し続けるPart4では、情報の流れが一方向になる。会話のように別の話者が補足してくれることはなく、聞き逃したら取り戻せない。

  • 冒頭の場面設定を逃さない — 話者タイプ(アナウンス・留守電など)は冒頭数秒で分かる。この部分を聞き逃すと文脈が掴めなくなる。
  • 数字・固有名詞・期限を拾う — Part4の設問は「いつ・どこで・何を・いくらで」のような具体情報を問うことが多い。聴きながら素早くメモする習慣が有効だ。
  • 話者タイプ別の構成を知っておく — 例えばvoicemailは「名乗る → 目的を伝える → 依頼して締める」という一定の構成がある。Scordia収録150問ではannouncement(30%)が最多で、次にvoicemail(22%)が続く(出典: Scordia収録問題集計より)。

先読みは両パートに共通する最優先スキル

Part3とPart4に共通する最も効果的な解法は、設問の先読みだ。音声が始まる前に設問と選択肢を読み、「何を聴くか」を明確にした状態で臨む。

  1. 設問のキーワードを特定する — "What does the man suggest?" であれば「提案・依頼」が聴くポイント。"Where will the event be held?" であれば「場所」が検索語になる。
  2. 選択肢に目を通す(完全に読まなくてよい) — 選択肢をざっと見て、どんな情報が聞かれそうかを把握する。全文を読む必要はなく、名詞・動詞などのキーワードを視認するだけで十分。
  3. 1セット(3問)を先読みしてから音声を聴く — 3問分を事前に把握した状態で音声を聴くと、答えが出てきたタイミングが分かるようになる。1問解いてから次の設問を読む順番では音声に追いつけなくなる。
先読みの時間はどうやって作るか

問題と問題の間に数秒の間がある。前のセットの解答をマークしたら即座に次のセットの設問を読み始めることで先読み時間が確保できる。Part1・Part2のうちに余裕を感じている場合は、その時間を使って次の設問を先読みしておくことも有効だ。

Part3の75問とPart4の150問は、先読みの習熟度がそのまま正答率に直結するパートだ。ScordiaのPart3・Part4練習問題で先読み手順を繰り返すことで、本番で自然にできるようになる。

Part3・Part4の先読みを練習する →

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