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TOEIC Part5 タグ別演習

TOEIC 受動態の解き方|能動態との見分け方と無料練習問題

当サイトの文法問題546問のうち36問が受動態タグを持つ。このページでは解き方の手順とそのうち12問を掲載している。全問に日本語解説つき・登録不要。

要点

  • 選択肢に is developing と is developed が並んだら、主語が動作を「する側」か「される側」かだけを確認する
  • 空欄の後ろに目的語(名詞)が残っているなら能動態、残っていないなら受動態——この構造チェックが最も速い
  • be concerned about / be involved in など、by 以外の前置詞とセットになる受動態はコロケーションとして覚える

受動態はこう出る

受動態の問題は「be + 過去分詞」の形そのものを問うより、**能動態と受動態のどちらが入るか**を問う形で出る。選択肢に completed と was completed、あるいは developing と developed が並ぶのが典型だ。

判断には2本の道がある。ひとつは意味——主語が動作をする側か、される側か。もうひとつは構造——動詞の後ろに目的語が残っているかどうか。他動詞は目的語を必要とするので、目的語が見当たらなければ受動態でなければ文が成立しない。本番では構造から入るほうが速く、意味は裏づけに使う。

解き方の手順

  1. STEP 1: 主語が「する側」か「される側」かを見る

    The report / The proposal / The equipment のような「動作を受けるモノ」が主語なら受動態が濃厚。The manager / The committee のような「動作をするヒト・組織」が主語なら能動態を疑う。

  2. STEP 2: 動詞の後ろに目的語が残っているかを確認する

    他動詞の直後に名詞があれば能動態。直後が前置詞・副詞・文末なら、目的語が主語の位置に移動した受動態と判断する。意味を訳すより速く、確実に切れる。

  3. STEP 3: 時制と助動詞を主語に合わせて整える

    受動態と決まったら、あとは be動詞の形だけ。現在は is / are + 過去分詞、過去は was / were + 過去分詞、完了は has been + 過去分詞、助動詞つきは will be / can be + 過去分詞。主語の単複と時制の手がかり(last month / by next Friday)で1つに絞る。

頻出パターン

意味・働き
be + 過去分詞基本形(〜される)The report is reviewed weekly.
have been + 過去分詞完了形の受動態The files have been archived.
will be + 過去分詞助動詞つきの受動態The results will be announced.
being + 過去分詞進行形の受動態The building is being renovated.
be concerned about〜を心配している(by ではない)We are concerned about the delay.
be involved in〜に関わっているShe is involved in the project.
be known for / as〜で知られる / 〜として知られるThe firm is known for its service.

受動態の行為者は by で示すのが基本だが、TOEIC では by 以外の前置詞を取る表現のほうがよく問われる。be satisfied with / be disappointed with / be surprised at / be interested in / be covered with は、受動態というより形容詞に近い定型として覚えたほうが速い。

落ちやすい罠

  • 自動詞は受動態にできないoccur / happen / rise / arrive / consist は目的語を取らないので受動態の形が存在しない。選択肢に was occurred があれば即座に切れる
  • 過去形と過去分詞が同形の動詞completed / delivered などは be動詞の有無だけが判別材料。空欄の前に is / was があるかを必ず確認する
  • 感情動詞の -ing と -edinteresting(させる側)と interested(される側)。人が主語なら -ed、モノ・出来事が主語なら -ing が原則

受動態の練習問題(12問)

正解を選んでから「正解と解説を見る」を開く。誤答の選択肢がなぜ違うかまで 確認すると定着が速い。

  1. Q1.

    All participants are required ______ their identification badges at all times.

    • (A) to wear
    • (B) wearing
    • (C) worn
    • (D) wear
    正解と解説を見る

    正解: (A)

    「be required to do」は「〜することを義務づけられている・求められている」という意味の受動態+to不定詞の構文です。required は形容詞としても機能し、be動詞の補語位置に来て to不定詞の内容を義務として伝えます。原形 wear は受動態の補語にはなれません。動名詞 wearing は「be required wearing」という形は存在しません。過去分詞 worn は「be required worn」では構造的に成立しません。この構文は ask / expect / allow / require などの動詞すべてに共通する「be p.p. + to不定詞」パターンです。

    • (A) 正解。be required to wear の形で「着用することを求められている」。受動態+to不定詞の典型パターンです。
    • (B) 動名詞 wearing は enjoy や consider などの動詞の目的語になりますが、be required の後には来ません。
    • (C) worn は過去分詞または形容詞として「着用された」という意味ですが、「be required worn」は文法的に成立しません。
    • (D) 原形 wear は動詞の原形であり、be required の後に置いても意味のある文法構造になりません。

    ポイント: 「be + p.p. + to do」の受動態+to不定詞パターンは頻出です。be required to / be expected to / be asked to / be allowed to / be encouraged to をまとめて覚えましょう。空欄が be動詞の直後なら to不定詞を疑う習慣をつけましょう。

  2. Q2.

    The software update is expected ______ improve system performance.

    • (A) in
    • (B) at
    • (C) for
    • (D) to
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    「be expected to do」は「〜すると期待されている・〜する見込みである」という受動態+to不定詞の構文です。空欄の後には原形動詞 improve が来ており、to + 原形という to不定詞の形になる B「to」が正解です。for を使うと「expected for improve」となり文法的に成立しません。in と at もこの文脈では前置詞として機能せず、to不定詞を構成できません。この構文は「be + p.p. + to不定詞」パターン(be required to / be asked to / be allowed to 等)の一つで、TOEIC Part5 の最頻出パターンです。

    • (A) in を置くと「expected in improve」となり文法的に成立しません。
    • (B) at を置くと「expected at improve」となり文法的に成立しません。
    • (C) for を空欄に置くと「expected for improve」となり、文法的に成立しません。for の後には名詞句や動名詞は来ますが、この位置では不可です。
    • (D) 正解。to を置いて「expected to improve」というbe + p.p. + to不定詞の定型構文が完成します。

    ポイント: 「be + p.p. + to do」パターンを見分けるコツは、文に be動詞と過去分詞が既にあり、空欄の直後に動詞の原形が続いているかを確認することです。この場合は to 一択です。be expected to / be required to / be scheduled to / be supposed to などの定型句をセットで覚えましょう。

  3. Q3.

    All employees are ______ to complete the safety training by the end of this month.

    • (A) requirement
    • (B) required
    • (C) require
    • (D) requiring
    正解と解説を見る

    正解: (B)

    文の構造は「All employees + are + ______ + to complete」となっており、be動詞 are の後に空欄があり、続けて to不定詞が来ています。このパターンは「be + 過去分詞 + to不定詞」という受動態+to不定詞の構文で、「〜することを義務づけられている」を表します。require(動詞の原形)や requiring(現在分詞)は be動詞の後の受動態として機能せず、to不定詞との組み合わせも不適切です。requirement(名詞)は「義務・要件」という意味ですが、名詞が to不定詞を直接後続させることはできません。

    • (A) requirement は名詞です。「are requirement to complete」は文法的に成立しません。
    • (B) 正解。required は過去分詞で、「are required to complete」という受動態+to不定詞の構文を作ります。「〜することを義務づけられている」という意味になります。
    • (C) require は動詞原形です。「are require」は文法的に成立しません。
    • (D) requiring は現在分詞です。「are requiring to complete」は「〜することを要求している」という能動進行形になり、受動の意味が出ません。

    ポイント: 「be + 過去分詞 + to不定詞」の受動態構文は TOEIC Part5 の頻出パターンです。be required to / be expected to / be scheduled to / be allowed to / be encouraged to / be asked to のリストをまとめて練習しましょう。be動詞+過去分詞を見たら受動態と判断するのが第一歩です。

  4. Q4.

    The new regulation was ______ by the board of directors last week.

    • (A) approving
    • (B) approve
    • (C) approval
    • (D) approved
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    文の構造は「The new regulation + was + ______ + by the board」で、be動詞 was の後に空欄があり、その後に「by 〜」という動作主が続いています。「by + 動作主」は受動態の典型的なサインです。受動態は「be動詞 + 過去分詞」で作られるため、過去分詞 approved が正解です。動詞原形 approve は「was approve」という形にはなれません。現在分詞 approving は進行形を作りますが「was approving」は能動態進行形で「承認していた」の意味になり by との組み合わせが不自然です。名詞 approval は「was approval」という形で文法的に成立しません。

    • (A) approving は現在分詞で、「was approving」は「承認していた(進行形)」という能動態になります。by the board との組み合わせが不自然です。
    • (B) approve は動詞の原形です。「was approve」は文法的に成立しません。be動詞の後に動詞原形は置けません。
    • (C) approval は名詞で「承認・賛成」を意味します。「was approval」は文法的に成立しません。
    • (D) 正解。approved は過去分詞で、「was approved by the board」という受動態を作ります。「取締役会によって承認された」という意味です。

    ポイント: 受動態を見分けるには「by + 人・組織」という動作主のフレーズを探しましょう。by が見えたら受動態が必要→「be動詞 + 過去分詞」という公式を当てはめます。また be動詞の時制(was / is / has been 等)で受動態の時制も判断できます。

  5. Q5.

    The annual report is being ______ by the accounting department this week.

    • (A) preparation
    • (B) prepared
    • (C) prepare
    • (D) preparing
    正解と解説を見る

    正解: (B)

    現在進行形の受動態は「be動詞 + being + 過去分詞」の形で作ります。本文では is being の後に続くので、過去分詞 prepared が正解です。この構文は「現在進行中の行為が主語に対して行われている」ことを表します。原形 prepare を入れると is being prepare になり文法上誤りです。現在分詞 preparing を入れると「is being preparing」となり、being + -ing の二重 ing は非文法的です。名詞 preparation は動詞の位置に入れられません。受動態の進行形は TOEIC Part5 で頻繁に出題されるパターンです。

    • (A) 名詞 preparation。動詞句の一部に名詞は入れられません。動詞形の過去分詞 prepared が必要です。
    • (B) 正解。過去分詞 prepared。is being prepared で「(今まさに)作成されているところだ」という現在進行形の受動態を正しく構成します。
    • (C) 原形 prepare。is being prepare は文法上成立しません。be動詞 + being の後には必ず過去分詞が来ます。
    • (D) 現在分詞 preparing。is being preparing という二重 -ing 形は英語として非文法的です。現在進行形の受動態には being + 過去分詞が正しい形です。

    ポイント: 受動態の時制パターンを一覧で覚えましょう。現在形: is prepared / 現在進行形: is being prepared / 過去形: was prepared / 現在完了形: has been prepared / 助動詞: must be prepared。「be動詞 + being」が見えたら後は必ず過去分詞です。

  6. Q6.

    All documents ______ by the legal team before being sent to the client.

    • (A) must review
    • (B) must to be reviewed
    • (C) must have reviewing
    • (D) must be reviewed
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    助動詞 must の後には動詞の原形が来ます。受動態にする場合は「must be + 過去分詞」の形になります。本文では All documents(書類)が「法務チームによって確認される」という受け身の関係であるため、受動態が必要です。must review だと能動態になり「書類が確認する」という意味になってしまいます。must have reviewing は文法上誤った構造です。must to be reviewed の to は余分で、助動詞の後は原形(to なし)が基本ルールです。

    • (A) must review(能動態)。All documents が主語なので「書類が法務チームを確認する」という意味になり、文脈と逆になります。受動態が必要です。
    • (B) must to be reviewed。助動詞の後に to は不要です(× must to do は非文法的)。助動詞の後は原形(be)が直接来ます。
    • (C) must have reviewing。have reviewing という形は文法的に成立しません。have + 現在分詞の組み合わせは標準的な英語表現ではありません。
    • (D) 正解。must be reviewed(助動詞+受動態)。All documents が「確認される」という受け身の意味を正しく表します。must + be + 過去分詞が受動態の基本形です。

    ポイント: 「助動詞 + 受動態」の形は「助動詞 + be + 過去分詞」で固定です。must be reviewed / should be checked / can be submitted / will be approved のようにセットで覚えましょう。助動詞の後に to は入らない(× must to / should to)という基本ルールも同時確認です。

  7. Q7.

    After the merger had been ______, both CEOs held a joint press conference.

    • (A) announced
    • (B) announcing
    • (C) announcement
    • (D) announce
    正解と解説を見る

    正解: (A)

    過去完了の受動態は「had been + 過去分詞」の形で作ります。本文では the merger had been ______ という構造であり、合併(merger)は「発表される」という受け身の対象です。had been の後には過去分詞が必要です。原形 announce は had been の後に置けません。現在分詞 announcing を入れると had been announcing という過去完了進行形の能動態になりますが、「合併が発表しつつあった」という意味は文脈に合いません。名詞 announcement は動詞位置には来ません。過去完了形と受動態を組み合わせた文法問題です。

    • (A) 正解。過去分詞 announced。had been announced で「(過去のある時点より前に)発表されていた」という過去完了の受動態を正しく作ります。
    • (B) 現在分詞 announcing。had been announcing だと過去完了進行形・能動態になります。「合併が発表し続けていた」という意味になり、文脈に合いません。受動態(announced)が必要です。
    • (C) 名詞 announcement。had been の後に名詞は入れられません。動詞の過去分詞形が必要です。
    • (D) 原形 announce。had been + 原形は文法上誤りです。had been の後には必ず過去分詞が来ます。

    ポイント: 「had been + 過去分詞」は過去完了の受動態で、After / Before / By the time と共に使われるのが典型パターンです。時制(過去完了)と態(受動)の2つを同時に見極める問題は、それぞれを分解して確認しましょう。had been が見えたら後は必ず過去分詞、と覚えておけば即答できます。

  8. Q8.

    The conference room ______ for the board meeting tomorrow morning.

    • (A) has been reserving
    • (B) has reserved
    • (C) has been reserved
    • (D) reserving
    正解と解説を見る

    正解: (C)

    この問題は「時制(現在完了)」と「態(受動態)」の両方を判断する必要があります。主語は The conference room(会議室)であり、「予約する」という行為の主体ではなく、「予約される」という行為の受け手です。したがって受動態が必要です。さらに「現在完了(have/has + 過去分詞)」の形が文脈に合います。現在完了受動態の形は「have/has + been + 過去分詞」です。has reserved は現在完了能動態であり、主語(会議室)が予約する側という意味になり不適切です。has been reserving は現在完了進行形の受動態に見えますが、reserving は他動詞の進行形であり受動の意味を持ちません。reserving 単体では述語動詞が不完全です。

    • (A) 不正解。has been reserving は現在完了進行形(has + been + -ing)の能動態です。「会議室がずっと予約し続けている」という意味になり、会議室が予約する側という不自然な意味になります。
    • (B) 不正解。has reserved は現在完了能動態(The room has reserved...)です。「会議室が(何かを)予約した」という能動の意味になりますが、会議室は予約される側なので受動態が必要です。
    • (C) 正解。has been reserved は現在完了受動態(has + been + 過去分詞)です。「会議室が(誰かによって)予約されている」という受動・完了の意味が成立し、tomorrow morning(明日の朝)という近い未来のための準備が完了した状態を示します。
    • (D) 不正解。reserving は現在分詞・動名詞で、助動詞なしに単独で述語動詞にはなれません。文の述語として機能するためには has been reserved のように完全な形が必要です。

    ポイント: 現在完了受動態「has/have + been + 過去分詞」は TOEIC で頻出の形です。The room has been reserved. / The report has been submitted. / The contract has been signed. のように「(すでに)〜されている」という完了状態を表します。受動か能動かは主語と動詞の意味的関係から判断しましょう。

  9. Q9.

    Please make sure that all documents ______ before the deadline.

    • (A) submitting
    • (B) have submitting
    • (C) submit
    • (D) are submitted
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    主語 documents(書類)は「提出する」主体ではなく「提出される」対象です。したがって受動態 be + 過去分詞が必要です。現在の話題(締め切りまでに)なので are submitted が適切な形です。選択肢Aの submit は能動態の原形で、書類が自分で提出することになり意味が不自然です。選択肢Cの submitting は現在分詞で、that 節の述語動詞にはなれません。選択肢Dの have submitting は助動詞 have の後に動名詞が来る誤った形であり、have submitted(現在完了)または are submitting(現在進行)が正しい形です。

    • (A) submitting は動名詞・現在分詞であり、make sure that 節内の述語動詞には使えない。
    • (B) have submitting は文法的に誤り。have の後には過去分詞が必要。
    • (C) submit(能動態)では「書類が提出する」という意味になり不自然。書類は提出される側。
    • (D) 正解。書類は提出される対象なので受動態 are submitted が適切。

    ポイント: 「主語が動作をする側か、される側か」を最初に判断しましょう。documents, report, product など「物」が主語の場合は受動態(be + 過去分詞)を優先して選ぶと正解率が上がります。

  10. Q10.

    The budget report needs ______ by Friday at the latest.

    • (A) to finalize
    • (B) finalizing
    • (C) finalized
    • (D) to be finalized
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    主語の the budget report(予算報告書)は「完成させる」主体ではなく「完成させられる」対象です。need は「need + to 不定詞」の形を取り、物が主語の場合は need + to be + 過去分詞(受動の不定詞)が正しい構造です。選択肢Aの to finalize は能動の不定詞で、報告書自身が完成させる意味になり不自然です。選択肢Bの finalizing は「need + 動名詞」のパターンですが、この場合も受動の意味が欠けます(the car needs washing と同じ発想だが、to be finalized の方が TOEIC では標準的な形です)。選択肢Dの finalized だけでは need の後の述語として不完全です。

    • (A) to finalize は能動の不定詞で「報告書が自分で何かを完成させる」意味になります。受動の意味が必要なのでここでは不可です。
    • (B) need + 動名詞(need finalizing)は受動の意味を含む慣用的な表現ですが、TOEIC では need to be + 過去分詞が標準的で正解と見なされます。
    • (C) finalized だけでは need の補語として機能しません。be finalized(受動態)か has been finalized(現在完了受動)が必要です。
    • (D) 正解。need to be finalized で「完成させられる必要がある」という受動の必要を表します。物主語 + need to be + 過去分詞の定番パターンです。

    ポイント: 「物 + need + to be + 過去分詞」は TOEIC 必須パターンです。The form needs to be filled out. / The equipment needs to be inspected. のように使えます。能動 to do と混同しないよう注意しましょう。

  11. Q11.

    The hotel is conveniently ______ near the train station.

    • (A) located
    • (B) location
    • (C) locating
    • (D) locate
    正解と解説を見る

    正解: (A)

    be located は「〜に位置している」という場所を表す受動態表現で、TOEIC に頻出の熟語です。文中に is(be 動詞)が既にあるため、空欄には過去分詞 located が入ります。副詞 conveniently は過去分詞 located を修飾しています。選択肢Aの locate は動詞の原形または三単現でなく、is の後に置くと is locate という不完全な形になります。選択肢Bの location は名詞で、be 動詞の後に名詞を置くと「ホテルは場所だ」という別の意味になり不適切です。選択肢Dの locating は現在分詞で、is locating なら進行形ですが「ホテルが何かを探している」意味になり不自然です。

    • (A) 正解。is located で be located(位置している)という受動態の慣用表現です。TOEIC の宿泊施設・オフィス案内文で頻出です。
    • (B) location は名詞。is の後に来れば補語(名詞)として機能しますが「ホテルは場所だ」という意味になり文脈に合いません。
    • (C) locating は現在分詞。is locating で現在進行形になりますが「ホテルが何かを探している」という能動の意味になり不自然です。
    • (D) locate は動詞の原形。is の後に置くと述語が不完全です。また能動態では「ホテルが何かを見つける」意味になります。

    ポイント: be located / be situated / be positioned はすべて「〜に位置している」という意味の受動態表現です。TOEIC のホテル・会社紹介文で頻繁に登場するので、be + 過去分詞のセットとして覚えておきましょう。

  12. Q12.

    The client requested that the delivery date ______ moved up by two weeks.

    • (A) is
    • (B) was
    • (C) be
    • (D) will be
    正解と解説を見る

    正解: (C)

    「request / suggest / recommend / require that + 主語 + 動詞の原形」が仮定法現在の規則です。さらにここでは「納品日が前倒しされる」という受動態の意味が必要なので、be + 過去分詞(moved up)の組み合わせになります。仮定法現在では be 動詞の原形 be を使い、is / was / will be は使いません。選択肢Aの is は三人称単数現在形で仮定法現在には使えません。選択肢Cの was は過去形で仮定法には使えません。選択肢Dの will be は未来形で、仮定法現在の that 節では助動詞 will は使いません。

    • (A) is は直説法の現在形。仮定法現在の that 節では使いません。that the date is moved up は誤りです。
    • (B) was は過去形。仮定法過去(If S were ...)では was / were が使われますが、that 節の仮定法現在では be 動詞の原形 be を使います。
    • (C) 正解。be は動詞の原形で仮定法現在に対応します。be moved up で受動態の仮定法現在が完成します。
    • (D) will be は未来形。仮定法現在の that 節には助動詞 will を入れません。動詞の原形(be)のみが正解です。

    ポイント: 仮定法現在(提案・要求の that 節)では be 動詞の原形 be を使います。主語が三単現でも is ではなく be、時制が過去でも was ではなく be であることを確認しましょう。

続きを解く

受動態を含む文法問題は全部で546問ある。挑戦モードでは正誤が記録され、間違えた問題だけを復習できる。

よくある質問

能動態と受動態を素早く見分ける方法はありますか?

動詞の後ろを見ます。他動詞の直後に目的語となる名詞があれば能動態、目的語がなく前置詞や文末が続くなら受動態です。主語の意味を考えるより構造で切るほうが速く、迷いが減ります。

by 以外の前置詞を使う受動態が覚えられません。

受動態として覚えず、be satisfied with / be interested in のように「be + 過去分詞 + 前置詞」を1つの形容詞句として覚えるのが実用的です。TOEIC で問われるのは前置詞のほうなので、セットで記憶するほど得点に直結します。

進行形の受動態(being + 過去分詞)はよく出ますか?

Part5 での出題頻度は高くありませんが、is being renovated のような形はアナウンスや工事の告知に出るため Part3・Part4 で耳にします。形だけは確認しておくと聞き取りでも役立ちます。

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