TOEIC Part5 タグ別演習
TOEIC 動詞の形問題の解き方|to不定詞と動名詞の使い分けと無料練習問題
当サイトの文法問題546問のうち79問が動詞の形問題タグを持つ。このページでは解き方の手順とそのうち12問を掲載している。全問に日本語解説つき・登録不要。
要点
- 動詞の後ろの形は「その動詞が何を取るか」で決まる——文の意味より先に直前の動詞を見る
- to不定詞型 (ask / expect / require + 人 + to do) と動名詞型 (enjoy / consider / suggest + -ing) を仕分けて覚える
- be動詞 + 過去分詞 + to do (be required to) の受動パターンは1つの熟語として処理する
動詞の形問題はこう出る
動詞の形問題は、空欄に入る動詞の活用形(原形・to不定詞・-ing・過去分詞)を選ばせる問題タイプだ。品詞問題と似て見えるが、決め手になるのは空欄の位置ではなく**直前の動詞が何を取るか**という語法の知識で、当サイトでは verb-form / verb-pattern の2タグで収録している。
頻出の核は3グループに絞れる。①ask / tell / require など「+人+to do」を取る第5文型グループ、②enjoy / consider / suggest など動名詞だけを取るグループ、③make / let / have の使役動詞(原形を取る)だ。このグループ分けさえ頭に入れば、Part5の動詞の形問題は知識の照合だけで解ける。
解き方の手順
STEP 1: 空欄の直前の動詞(または be + 過去分詞)を特定する
動詞の形を決めるのは直前の動詞の語法。asked employees ______ なら ask の語法(+人+to do)を思い出す。文全体を訳す必要はない。
STEP 2: その動詞がどのグループかを照合する
to不定詞型: ask / tell / advise / require / encourage / expect / allow / want。動名詞型: enjoy / consider / suggest / avoid / postpone / finish。原形型(使役): make / let / have、および help(to 有無両方可)。
STEP 3: 受動態なら「be + 過去分詞 + to do」を疑う
to不定詞型の動詞が受動態になると be asked to / be required to / be expected to の形になる。空欄が be動詞+過去分詞の直後なら to不定詞が第一候補。
頻出パターン
| 形 | 意味・働き | 例 |
|---|---|---|
| ask / require / expect + 人 + to do | 人に〜するよう求める・期待する | asked all employees to attend |
| be required / expected / asked + to do | 上記の受動態 | are required to wear badges |
| enjoy / consider / suggest + -ing | 動名詞だけを取る動詞 | consider relocating the office |
| make / let / have + 人 + 原形 | 使役動詞は原形 | let the staff leave early |
| stop + -ing / stop + to do | 〜をやめる / 〜するために立ち止まる | stopped checking emails |
| look forward to + -ing | to が前置詞のため動名詞 | look forward to seeing you |
look forward to / be committed to / object to の to は不定詞の to ではなく前置詞なので、後ろは動名詞になる。「to があるから原形」と反射で選ばせるのがこのグループの出題意図で、to の品詞を見抜けるかが分かれ目になる。
落ちやすい罠
- suggest + 人 + to do は存在しない — 日本語の「人に〜を提案する」に引きずられる定番の罠。suggest は suggest (that) S (should) V か suggest -ing
- be used to -ing と used to 原形 — 「〜に慣れている」(to は前置詞) と「昔は〜したものだ」(助動詞) で形が逆になる
- help は両方可 — help (to) do のように to 有無どちらも正しいため、help を根拠に他の選択肢を切らない
動詞の形問題の練習問題(12問)
正解を選んでから「正解と解説を見る」を開く。誤答の選択肢がなぜ違うかまで 確認すると定着が速い。
Q1.
The manager asked all employees ______ the meeting on time.
- (A) attending
- (B) to attend
- (C) attended
- (D) attend
正解と解説を見る
正解: (B)
ask は「ask + 目的語(人) + to不定詞」という第5文型に近い構文を取り、「人に〜するよう頼む/求める」という意味を表します。本問では employees が目的語、空欄に入る to attend が目的格補語にあたります。同じ語法を取る動詞には tell / advise / require / encourage / expect / want などがあり、TOEIC Part5 の頻出パターンです。原形 attend を選ぶと命令文のようになり構造が崩れ、現在分詞 attending や過去分詞 attended は ask の語法には合いません。
- (A) 原形不定詞。ask は「to + 原形」を取るため不可。原形が来るのは make / let / have / help などの使役動詞・知覚動詞の後ろです。
- (B) 正解。ask + 人 + to do 「人に〜するよう頼む」。動詞の後に人を置き、to不定詞で内容を続ける典型パターン。
- (C) 動名詞 / 現在分詞。ask の語法に合いません。enjoy / consider / suggest などは動名詞を取りますが、ask はこのパターンに含まれません。
- (D) 過去分詞または過去形。文の述語動詞 asked が既にあり、ここに過去分詞は入れられません。
ポイント: 「VOC構文」として ask / tell / advise / require / encourage / expect / allow / want + 人 + to do をまとめて覚えましょう。Part5 で空欄が「人」の直後にある場合、to不定詞が第一候補です。
Q2.
All employees are ______ to complete the safety training by the end of this month.
- (A) requirement
- (B) required
- (C) require
- (D) requiring
正解と解説を見る
正解: (B)
文の構造は「All employees + are + ______ + to complete」となっており、be動詞 are の後に空欄があり、続けて to不定詞が来ています。このパターンは「be + 過去分詞 + to不定詞」という受動態+to不定詞の構文で、「〜することを義務づけられている」を表します。require(動詞の原形)や requiring(現在分詞)は be動詞の後の受動態として機能せず、to不定詞との組み合わせも不適切です。requirement(名詞)は「義務・要件」という意味ですが、名詞が to不定詞を直接後続させることはできません。
- (A) requirement は名詞です。「are requirement to complete」は文法的に成立しません。
- (B) 正解。required は過去分詞で、「are required to complete」という受動態+to不定詞の構文を作ります。「〜することを義務づけられている」という意味になります。
- (C) require は動詞原形です。「are require」は文法的に成立しません。
- (D) requiring は現在分詞です。「are requiring to complete」は「〜することを要求している」という能動進行形になり、受動の意味が出ません。
ポイント: 「be + 過去分詞 + to不定詞」の受動態構文は TOEIC Part5 の頻出パターンです。be required to / be expected to / be scheduled to / be allowed to / be encouraged to / be asked to のリストをまとめて練習しましょう。be動詞+過去分詞を見たら受動態と判断するのが第一歩です。
Q3.
The new regulation was ______ by the board of directors last week.
- (A) approving
- (B) approve
- (C) approval
- (D) approved
正解と解説を見る
正解: (D)
文の構造は「The new regulation + was + ______ + by the board」で、be動詞 was の後に空欄があり、その後に「by 〜」という動作主が続いています。「by + 動作主」は受動態の典型的なサインです。受動態は「be動詞 + 過去分詞」で作られるため、過去分詞 approved が正解です。動詞原形 approve は「was approve」という形にはなれません。現在分詞 approving は進行形を作りますが「was approving」は能動態進行形で「承認していた」の意味になり by との組み合わせが不自然です。名詞 approval は「was approval」という形で文法的に成立しません。
- (A) approving は現在分詞で、「was approving」は「承認していた(進行形)」という能動態になります。by the board との組み合わせが不自然です。
- (B) approve は動詞の原形です。「was approve」は文法的に成立しません。be動詞の後に動詞原形は置けません。
- (C) approval は名詞で「承認・賛成」を意味します。「was approval」は文法的に成立しません。
- (D) 正解。approved は過去分詞で、「was approved by the board」という受動態を作ります。「取締役会によって承認された」という意味です。
ポイント: 受動態を見分けるには「by + 人・組織」という動作主のフレーズを探しましょう。by が見えたら受動態が必要→「be動詞 + 過去分詞」という公式を当てはめます。また be動詞の時制(was / is / has been 等)で受動態の時制も判断できます。
Q4.
The CEO is considering ______ the annual budget for research and development.
- (A) increased
- (B) increase
- (C) to increase
- (D) increasing
正解と解説を見る
正解: (D)
consider は動名詞(-ing 形)を目的語にとる動詞で、「consider + 動名詞」という語法が定着しています。「is considering」という現在進行形の後ろには、その動詞の目的語が続きます。動詞原形 increase は「consider increase」という形で目的語にはなりません。to increase(to不定詞)は consider と組み合わせる場合は非標準的で、TOEICでは動名詞が正解です。過去分詞 increased は「増加させられた」という受動の意味になり、目的語として文意が成立しません。
- (A) increased は過去分詞で「増加させられた」という受動の意味です。consider の目的語として意味が通じません。
- (B) increase は動詞原形で、consider の目的語にはなれません。動詞を目的語にする場合は to不定詞か動名詞の形が必要です。
- (C) to increase は to不定詞ですが、consider は動名詞のみを目的語とする動詞です。「consider to increase」は文法的に誤りです。
- (D) 正解。increasing は動名詞で「増額すること」を意味し、consider の目的語として正しく機能します。
ポイント: 動名詞を目的語にとる動詞リストは必須暗記事項です。enjoy / consider / suggest / recommend / avoid / finish / mind / admit / deny / postpone / keep / practice + 動名詞。これらは「to不定詞を取らない動詞」として覚えましょう。逆に want / hope / plan / decide / expect / manage は to不定詞を取ります。
Q5.
We appreciate your ______ the time to complete the customer satisfaction survey.
- (A) to take
- (B) taking
- (C) taken
- (D) take
正解と解説を見る
正解: (B)
appreciate は動名詞を目的語にとる動詞です。本文では「your ______ the time」という構造で your(所有格)が動名詞の意味上の主語を示しています。「appreciate your taking the time」で「あなたが時間を取ってくれることに感謝する」という自然な表現になります。動詞原形 take では「your take」という名詞句が成立しません。to take(to不定詞)は appreciate とは組み合わせられません。taken(過去分詞)では「your taken the time」が文法的に成立しません。
- (A) to take は to不定詞ですが、appreciate は動名詞のみを目的語にとります。「appreciate + to不定詞」は文法的に誤りです。
- (B) 正解。taking は動名詞で、「your taking the time」で「あなたが時間を取ってくれること」を表します。appreciate の目的語として正しい形です。
- (C) taken は過去分詞です。「your taken the time」は文法的に成立しません。
- (D) take は動詞原形です。「your take」という名詞句は成立せず、appreciate の目的語として機能しません。
ポイント: 「appreciate + 所有格/目的格 + 動名詞」の形はビジネスメールで頻繁に使われます。We appreciate your understanding.(ご理解に感謝します)/ We appreciate your patience.(ご辛抱に感謝します)のように所有格+名詞の形も多用されます。動名詞の意味上の主語を表す所有格の用法も合わせて押さえましょう。
Q6.
The employees are looking forward to ______ the new office next month.
- (A) be moved
- (B) move
- (C) moving
- (D) have moved
正解と解説を見る
正解: (C)
look forward to の to は不定詞の to ではなく前置詞であるため、後ろには動名詞(-ing 形)が来ます。これは TOEIC 最頻出の「to + 動名詞」パターンのひとつです。原形 move を選ぶと to不定詞と誤解した誤答になります。be moved は受動態の動名詞形ではなく、そのままでは前置詞の to の後には置けない形です。have moved は完了形の不定詞に相当し、同様に前置詞の後には使えません。「to の正体が前置詞か不定詞かを見極める」ことが正答への鍵です。
- (A) be moved は受動態の形ですが、前置詞の後に続けるには being moved(動名詞の受動形)にする必要があります。be moved のままでは使えません。
- (B) 原形 move。to の後に原形を置くと to不定詞として読めますが、look forward to の to は前置詞であるため、原形は使えません。動名詞 moving が必要です。
- (C) 正解。動名詞 moving。前置詞 to の後には名詞または動名詞が来るというルール通りです。look forward to doing「〜することを楽しみにする」が正しい形です。
- (D) have moved は完了の不定詞表現。前置詞 to の目的語には動名詞が必要で、have moved をそのまま置くことはできません。having moved とすれば動名詞の完了形になりますが、ここでは文意が合いません。
ポイント: 「to + 動名詞(-ing)」を取る熟語を丸ごと覚えましょう。look forward to doing / be committed to doing / be dedicated to doing / object to doing / in addition to doing などが TOEIC 頻出です。to の後は動名詞、と意識するだけで正答率が上がります。
Q7.
The new policy requires employees to update, review, and ______ their performance goals quarterly.
- (A) submitting
- (B) submitted
- (C) submission
- (D) submit
正解と解説を見る
正解: (D)
並列構造(parallel structure)のルールでは、and / or / but でつながれた要素は同じ品詞・形に揃えなければなりません。本文では requires ... to update, review, and ______ という構造で、to 不定詞の to が3つの動詞すべてを支配しています(to update / to review / to submit が省略形)。したがって空欄も原形動詞 submit が入ります。-ing 形 submitting、過去分詞 submitted、名詞 submission はいずれも形式が前の2語と異なるため並列の法則に違反します。
- (A) 現在分詞 submitting。update / review は原形であるため、形式が揃わず並列のルールに違反します。動名詞として to submitting という形も不可です。
- (B) 過去分詞 submitted。原形と過去分詞を混在させると並列が崩れます。requires の後の to不定詞の構文でも過去分詞は不適切です。
- (C) 名詞 submission。動詞の位置に名詞は入れられません。update と review が動詞(原形)として機能している文脈で名詞を混入させると構造が壊れます。
- (D) 正解。原形 submit。to update, review, and submit という3つの原形が to に支配される並列構造を正しく作ります。
ポイント: 並列構造の問題では、空欄の前後にある and / or を見つけ、その前の語(群)の品詞・形を確認しましょう。to + 動詞の原形が並んでいたら空欄も原形、-ing 形が並んでいたら空欄も -ing 形です。揃っていない選択肢は即座に除外できます。
Q8.
The supervisor had the technician ______ the equipment before the inspection.
- (A) calibrated
- (B) to calibrate
- (C) calibrate
- (D) calibrating
正解と解説を見る
正解: (C)
使役動詞 have は「have + 目的語(人) + 原形不定詞」という形をとり、「(人)に〜させる」という意味を表します。本問では have the technician calibrate「技術者に校正させた」がその構造です。原形のまま(to なし)が使役動詞 have のルールであり、to calibrate のような to不定詞は使えません。過去分詞 calibrated を置くと「have + 物 + 過去分詞」(物に〜してもらう/される)という別の使役構文になります(ただし目的語が「人」の場合は意味が異なります)。calibrating は知覚動詞とともに使われる形であり、have との組み合わせは標準的ではありません。
- (A) 過去分詞 calibrated。have + 物 + 過去分詞(例: have the equipment calibrated)は「物を〜してもらう」という意味になりますが、ここでは目的語が人(the technician)であり、適用できません。
- (B) to不定詞 to calibrate。使役動詞 have の後に to不定詞は置けません。ask / tell / advise などは to不定詞を取りますが、have は原形を取ります。
- (C) 正解。原形不定詞 calibrate。have + 人(the technician) + 原形(calibrate) で「技術者に校正させた」という使役の意味を正しく作ります。
- (D) 現在分詞 calibrating。知覚動詞(see / hear / watch)の後では「〜しているところを」という意味で使えますが、使役動詞 have の後の目的格補語としては標準的な用法ではありません。
ポイント: 使役動詞の後の目的格補語の形を整理しましょう。make / have / let + 人 + 原形、get + 人 + to不定詞。この違いが Part5 で直接問われます。特に have(原形)と get(to不定詞)の違いはひっかけに使われるので注意が必要です。
Q9.
The board recommended that the company ______ its cybersecurity measures immediately.
- (A) strengthened
- (B) strengthen
- (C) strengthening
- (D) strengthens
正解と解説を見る
正解: (B)
「提案・要求・命令・必要性」を表す動詞(recommend / suggest / insist / request / demand / require / propose など)の後に続く that 節では、動詞は主語の人称・数や時制に関わらず原形を使います。これを仮定法現在(subjunctive mood)といいます。本文では recommended that the company strengthen と原形になるのが正しい形です。三単現の strengthens は誤り(主語が the company だと単数扱いになるため混同しやすいです)。strengthened(過去形)や strengthening(現在分詞)も仮定法現在には合いません。TOEIC 上級者が苦手とする難問パターンです。
- (A) 過去形 strengthened。主節が recommended(過去形)でも、that 節内の仮定法現在は時制の一致を受けません。原形のままです。
- (B) 正解。原形 strengthen。仮定法現在のルールにより、recommend that + S + 動詞の原形となります。主語や時制に関わらず原形が固定されます。
- (C) 現在分詞 strengthening。動名詞・進行形として使う形で、that 節の動詞位置には入れられません。
- (D) 三単現 strengthens。仮定法現在では主語の人称・数に関係なく原形を使います。the company が三人称単数でも strengthens ではなく strengthen が正解です。
ポイント: 仮定法現在のシグナル動詞を覚えましょう。recommend / suggest / insist / request / demand / require / propose / urge / ask + that + S + 動詞の原形(三単現の -s も過去形も付けない)。「that の後の動詞が原形のまま」というのが唯一の見分け方です。
Q10.
The company decided to postpone ______ the new product until market conditions improve.
- (A) launched
- (B) launching
- (C) launch
- (D) to launch
正解と解説を見る
正解: (B)
英語の動詞には「不定詞(to do)を目的語にとるもの」「動名詞(doing)を目的語にとるもの」「両方取れるもの」の3種類があります。postpone は動名詞のみを目的語にとる動詞で、「postpone + -ing」が唯一の正しい形です。動詞 decided の後には to postpone(decide to do)が来ており、その後に postpone の目的語として launching が続きます。原形 launch を置くと文法構造が崩れます。to launch は不定詞であり postpone には続けられません。launched(過去分詞)は文の構造に合いません。
- (A) 過去分詞 launched。postpone の目的語として過去分詞は使えません。また launched を入れると文法的に成立しない形になります。
- (B) 正解。動名詞 launching。postpone + 動名詞という正しい語法に従っています。「市場環境が改善するまで発売を延期する」という文意も自然です。
- (C) 原形 launch。postpone の目的語には動名詞が必要です。原形をそのまま置くことは postpone の語法に合いません。
- (D) to不定詞 to launch。postpone は動名詞しか取れない動詞です(× postpone to launch)。不定詞を目的語にとる語法はありません。
ポイント: 動名詞のみを目的語にとる動詞を覚えましょう。postpone / avoid / consider / enjoy / finish / mind / suggest / recommend / deny / admit がTOEIC頻出です。これに対し decide / plan / hope / want / wish / agree / refuse は to不定詞のみです。「postpone は必ず -ing」と覚えましょう。
Q11.
The CEO insisted that every department ______ a detailed cost reduction plan.
- (A) submits
- (B) submit
- (C) submitted
- (D) will submit
正解と解説を見る
正解: (B)
insist / suggest / recommend / demand / request / require などの「要求・提案・命令」を意味する動詞の後の that 節では、動詞は主語の人称・数にかかわらず原形(仮定法現在)を使います。これはアメリカ英語で特に重要な文法規則です。submits(三人称単数現在形)は通常の直説法であり、仮定法の原則に反します。submitted は過去形、will submit は未来形であり、どちらも that 節内での仮定法現在の規則に従っていません。
- (A) 不正解。submits は三人称単数現在形で、通常の直説法の形です。仮定法現在では主語が何であっても原形を使うため、-s を付けてはいけません。
- (B) 正解。submit は動詞の原形で、仮定法現在の形です。insist that 節では主語(every department)が三人称単数であっても原形を用います。
- (C) 不正解。submitted は過去形です。仮定法現在は時制を変えず、常に原形を使います。仮定法過去(were / did)とは区別が必要です。
- (D) 不正解。will submit は未来形です。仮定法現在の that 節では助動詞 will は使いません。
ポイント: 「要求・提案・命令」動詞(insist / suggest / demand / recommend など)の that 節では動詞を原形に固定します。主語が三人称単数でも -s を付けないことが判断のポイントです。
Q12.
The training session will help employees ______ their communication skills.
- (A) improve
- (B) to improving
- (C) improved
- (D) improving
正解と解説を見る
正解: (A)
help は「help + 人 + 原形不定詞(to なし)」または「help + 人 + to + 原形不定詞」の両方の形を取ることができます。空欄の後には improve があり、原形不定詞として機能します。to improving は形が誤り(to の後には原形が来るべき)、improved は過去分詞で受動の意味になり文脈に合わない、improving は分詞で help の語法に合いません。help は make / let / have と同様に使役動詞的に働き、to を省略した原形不定詞を取るのが TOEIC での頻出パターンです。
- (A) 正解。help + 人 + 原形(to なし)の形。improve はここで原形不定詞として機能します。TOEIC では to を省いた形が最も多く出題されます。
- (B) 不正解。to improving は文法的に誤りです。to の後には動詞の原形が来るべきで、to improving という形は存在しません。
- (C) 不正解。improved は過去分詞で「改善された」という受動の意味になります。help + 人 + p.p. という語法は一般的ではなく、文脈にも合いません。
- (D) 不正解。improving は現在分詞または動名詞ですが、help の目的格補語の位置に動名詞を置く構文はありません。
ポイント: help は唯一「to あり・なし両方」の目的格補語を取れる準使役動詞です。help + O + do(原形)/ to do どちらも正解になり得ます。TOEIC では原形の選択肢が正解になるケースが多いです。
続きを解く
動詞の形問題を含む文法問題は全部で546問ある。挑戦モードでは正誤が記録され、間違えた問題だけを復習できる。
よくある質問
to不定詞と動名詞のどちらを取るか、見分けるルールはありますか?
完全なルールは無く、動詞ごとの語法として覚えるのが実戦的です。傾向としては「これから行う事」に向かう動詞(want / plan / decide)は to不定詞、「すでにある事・行為そのもの」を扱う動詞(enjoy / avoid / finish)は動名詞を取りやすい、というイメージが補助になります。
使役動詞の問題はどう出ますか?
make / let / have + 人 + 原形の「原形」を問う形が典型です。同じ「させる」でも get は get + 人 + to do と to が必要になる点、受動態 (be made to do) では to が復活する点まで問われます。
動詞の形問題と品詞問題はどう区別しますか?
選択肢を見ます。attend / attending / attended / to attend のように同じ動詞の活用形が並ぶのが動詞の形問題、effective / effectively / effectiveness のように品詞の違う派生語が並ぶのが品詞問題です。前者は直前の動詞の語法、後者は空欄の位置で解きます。