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TOEIC Part5 タグ別演習

TOEIC 倒置構文の解き方|否定の副詞が文頭に出る型と無料練習問題

当サイトの文法問題546問のうち29問が倒置タグを持つ。このページでは解き方の手順とそのうち12問を掲載している。全問に日本語解説つき・登録不要。

要点

  • 否定の副詞(never / rarely / not only / little)が文頭に出たら、後ろは疑問文と同じ語順になる
  • 倒置は「助動詞 or be動詞を主語の前に出す」だけ——一般動詞なら do / does / did を補う
  • 文頭が Should / Were / Had で始まっていたら、if が省略された条件文だと判断する

倒置はこう出る

倒置は文頭を見た瞬間に処理が決まるタイプで、知っていれば数秒、知らなければ手も足も出ないという極端な問題になる。TOEIC で出る倒置は主に2種類、**否定語句が文頭に出た倒置**と、**if を省略した条件文の倒置**だ。

どちらも仕組みは同じで、疑問文と同じように助動詞や be動詞を主語の前に出す。Never have I seen ... の have、Should you have questions ... の should がそれにあたる。一般動詞しかない文では do / does / did を補って倒置する点だけ注意すればいい。

解き方の手順

  1. STEP 1: 文頭の語句が否定・限定かを見る

    never / rarely / seldom / hardly / little / no sooner / not only / not until / only after / under no circumstances が文頭にあれば倒置が起きる。この時点で「後ろは疑問文の語順」と決めてしまう。

  2. STEP 2: 助動詞・be動詞を主語の前に置く

    元の文に助動詞や be動詞があればそれを主語の前へ。無ければ do / does / did を補って原形を続ける。Rarely does the office close early. のように、動詞は原形に戻る。

  3. STEP 3: 文頭が Should / Were / Had なら if の省略を疑う

    Should you need assistance, ... = If you should need assistance, ...。Had we known ... = If we had known ...。条件文の if が消えて倒置になった形で、ビジネス文書の丁寧な言い回しとして頻出する。

頻出パターン

意味・働き
Never / Rarely / Seldom + 助動詞 + 主語頻度の否定を強調Rarely does the plant operate on Sundays.
Not only + 助動詞 + 主語 ..., but also ...〜だけでなくNot only did sales rise, but costs also fell.
Not until + 語句 + 助動詞 + 主語〜して初めてNot until Friday will the results be released.
Only after + 語句 + 助動詞 + 主語〜した後で初めてOnly after the audit did they revise the policy.
No sooner + had + 主語 + 過去分詞 + than ...〜するやいなやNo sooner had he arrived than the meeting began.
Should + 主語 + 原形万一〜なら(if の省略)Should you have questions, please contact us.
Had + 主語 + 過去分詞もし〜していたら(if の省略)Had we known, we would have acted sooner.

Not only が文頭に出たときだけ倒置が起き、文中にある場合(The company not only expanded ...)は普通の語順のままだ。倒置の引き金は「否定語句が文頭にある」ことであって、否定語句そのものではない。

落ちやすい罠

  • 倒置したのに動詞を三単現のままにするRarely does the office closes は誤り。do / does / did を出したら本動詞は原形に戻す
  • Only が付いても倒置しない場合があるOnly + 主語(Only the manager knows)は主語を限定しているだけで倒置しない。倒置するのは Only + 副詞句・副詞節のとき
  • if 省略の倒置で were を過去形と誤読するWere the shipment delayed, ... は「もし遅延したら」という仮定であって過去の事実ではない

倒置の練習問題(12問)

正解を選んでから「正解と解説を見る」を開く。誤答の選択肢がなぜ違うかまで 確認すると定着が速い。

  1. Q1.

    ______ you have any questions, please do not hesitate to contact us.

    • (A) Would
    • (B) Could
    • (C) Should
    • (D) Might
    正解と解説を見る

    正解: (C)

    英語では if を省略し助動詞を文頭に出す「仮定法の倒置」という構文があります。「Should you have any questions」は「If you should have any questions」の倒置形で、「もしご質問があれば」という丁寧な条件節を作ります。この構文はビジネスメールや公式文書で非常によく見られます。Would / Could / Might を文頭に置く同様の倒置も存在しますが、この文脈では「質問があるかもしれない」という可能性を表す should が最適です。Would you / Could you / Might you はそれぞれ依頼・可能性の疑問文に近い構造となり、ここでは成立しません。

    • (A) Would you ... は「〜していただけますか」という依頼の疑問文になり、条件節としては機能しません。
    • (B) Could you ... は「〜できますか」という依頼・能力の疑問文になり、条件節の役割を果たしません。
    • (C) 正解。Should you ... は「If you should ...」の倒置形。ビジネス文書の条件節として非常に丁寧な表現です。
    • (D) Might you ... は文法的に存在しますが、条件節の倒置としてはほぼ使われません。また文意が「もしかするとご質問があるかもしれない」と曖昧になります。

    ポイント: 仮定法の倒置パターン3つをまとめて覚えましょう。①Should S V(もし〜なら)②Were S to V(もし〜するなら)③Had S p.p.(もし〜していたら)。これらは TOEIC 難問に頻出で、文頭の Should / Were / Had が見えたら倒置の仮定法と判断してください。

  2. Q2.

    Had the shipment arrived on time, we ______ met the deadline.

    • (A) had
    • (B) have
    • (C) will have
    • (D) would have
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    「Had the shipment arrived on time, ...」は「If the shipment had arrived on time, ...」という仮定法過去完了を if 省略・倒置した形です。過去の事実に反する仮定を表し、帰結節は「would have + 過去分詞」という形になります。will have は未来完了形で仮定法には使えません。had だけでは過去完了の助動詞として機能しますが、「would have + p.p.」の帰結節を作れません。have は現在完了の助動詞ですが、仮定法過去完了の帰結節には不適切です。

    • (A) had を置くと「we had met the deadline」という過去完了になりますが、帰結節としては意味の繋がりが不自然で仮定法を成立させません。
    • (B) have だけを置くと「we have met the deadline」という現在完了になり、仮定法過去完了の帰結節にはなりません。
    • (C) will have は未来完了で「〜しているだろう」を意味します。仮定法の帰結節には could / would / might have + p.p. を使い、will は使えません。
    • (D) 正解。would have + p.p. は仮定法過去完了の帰結節の定形。「〜しただろう(しかし実際はしなかった)」を表します。

    ポイント: 仮定法過去完了の公式「Had S p.p., S would have p.p.」を丸ごと覚えましょう。「もし〜していたら、〜だったろう」という過去の事実に反する仮定です。倒置形(Had を文頭に出す形)は TOEIC 高得点問題で頻出です。

  3. Q3.

    Should the supplier ______ to deliver on time, we will activate our backup plan.

    • (A) failed
    • (B) fails
    • (C) failing
    • (D) fail
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    Should を文頭に置く構文は、「If + 主語 + should + 原形」という仮定法の条件節を倒置した形です。if を省略し should を先頭に出すことで、よりフォーマルな表現になります。Should the supplier fail = If the supplier should fail(〜の場合)という意味です。倒置構文においても、動詞は should の後に来る原形であることは変わりません。したがって三単現の fails や過去形 failed、現在分詞 failing はすべて誤りです。ビジネス契約書や公式文書によく登場する上級表現です。

    • (A) 過去形 failed。Should の後に過去形は来ません。倒置条件文の動詞は原形に固定されます。
    • (B) 三単現 fails。Should + S + 原形の構文では主語の人称・数に関わらず原形を使います。the supplier が三人称単数でも fails にはなりません。
    • (C) 現在分詞 failing。should の後に -ing 形は来ません。failing の後に to deliver も続かないため構造上も誤りです。
    • (D) 正解。原形 fail。Should the supplier fail to deliver = If the supplier should fail to deliver という仮定の意味を作ります。倒置条件文では動詞は原形が原則です。

    ポイント: 「Should + S + 原形, ...」は仮定法の倒置形です。「Were + S + to不定詞, ...」(= If + S + were to)や「Had + S + 過去分詞, ...」(= If + S + had + 過去分詞)とともに、3種類の仮定法倒置をセットで覚えると Part5 上級問題に確実に対応できます。

  4. Q4.

    Rarely ______ the company experienced such a dramatic increase in quarterly revenue.

    • (A) does
    • (B) has
    • (C) is
    • (D) was
    正解と解説を見る

    正解: (B)

    否定的な意味を持つ副詞(Rarely / Seldom / Never / Hardly / Scarcely など)が文頭に置かれると、主節の主語と動詞が倒置されます。空欄の後には the company experienced ... と続いており、experienced は過去分詞であることから、現在完了形の has + p.p. 構造の倒置が適切です。倒置形は「助動詞 + S + 過去分詞」の語順になるため、has が正解です。does + 原形は現在形の倒置、is + being は進行形の倒置、was + 過去分詞は過去形の受動態で、どれも experienced(過去分詞)との組み合わせとして不自然です。

    • (A) 不正解。does は現在形の倒置で使います(Rarely does he arrive late など)。experienced は原形ではなく過去分詞のため、does と組み合わせると時制が不整合です。
    • (B) 正解。has は現在完了の助動詞です。「Rarely + has + S + 過去分詞」の倒置形が成立し、「めったに〜したことがない」という意味を自然に表します。
    • (C) 不正解。is は be 動詞の現在形で、進行形や受動態の倒置に使います。experienced との組み合わせでは現在完了の意味が出ません。
    • (D) 不正解。was は be 動詞の過去形です。was experienced は「経験豊富だった」という受動的な意味になり、文脈に合いません。

    ポイント: 否定副詞(Rarely / Never / Seldom / Hardly)が文頭に来たら倒置のサインです。後続の過去分詞を見て「現在完了の倒置(has/have + S + p.p.)」か「過去形の倒置(did + S + 原形)」かを判断します。

  5. Q5.

    Under no circumstances ______ employees share their login credentials with others.

    • (A) are
    • (B) have
    • (C) should
    • (D) do
    正解と解説を見る

    正解: (C)

    否定的な意味を持つ副詞句(Under no circumstances / On no account / In no way / At no time)が文頭に来ると倒置が発生し、「助動詞 + S + 動詞」の語順になります。「いかなる状況でもログイン情報を共有してはならない」という禁止・義務を表す文脈では、should(〜すべきでない)の否定が意味的に最適です。do は現在形の倒置に使いますが「義務/禁止」のニュアンスが弱い。are は進行形・受動態の倒置。have は完了形の倒置で、ここでは過去分詞と組み合わせる share を原形として使うため不適切です。

    • (A) 不正解。are は進行形・受動態の倒置で使います。share(原形)と組み合わせると文法的に不自然な構造になります。
    • (B) 不正解。have は現在完了の倒置(have + p.p.)で使います。原形 share の前に have を置く構造は現在完了にはなりません。
    • (C) 正解。should は「義務・推奨」を表す助動詞です。Under no circumstances should employees share ...「いかなる状況でも従業員はログイン情報を共有すべきでない」という強い禁止を表します。
    • (D) 不正解。do は現在形の倒置に使います(Under no circumstances do they allow ...)。ここでは「禁止・義務」の強いニュアンスが必要であり、should の方が適切です。

    ポイント: 否定副詞(句)が文頭=倒置のサインです。Under no circumstances / At no time / On no account の後は「should / do / have + S + 動詞」の語順になります。禁止規則の文では should が頻出です。

  6. Q6.

    Had the marketing team ______ the campaign earlier, the product launch would have been more successful.

    • (A) began
    • (B) beginning
    • (C) begin
    • (D) begun
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    「Had + S + 過去分詞, S + would have + 過去分詞」は仮定法過去完了の倒置形です。if を省略して had を文頭に置いた倒置構文であり、「If the marketing team had begun ...」と同義です。begin の活用は begin(原形)→ began(過去形)→ begun(過去分詞)であり、過去分詞 begun が正解です。begin(原形)は倒置形の仮定法過去完了では使えません。began(過去形)は過去完了の had との組み合わせには使えません。beginning(現在分詞)は had との組み合わせで過去分詞の位置には合いません。

    • (A) 不正解。began は動詞の過去形です。had + 過去形 という形は英語の文法にありません。過去完了は had + 過去分詞 です。
    • (B) 不正解。beginning は現在分詞・動名詞です。had beginning という組み合わせは文法的に誤りです。
    • (C) 不正解。begin は動詞の原形です。had + 原形 という組み合わせは現在完了・過去完了の形として成立しません。
    • (D) 正解。begun は begin の過去分詞です。Had the team begun ...(= If the team had begun ...)という仮定法過去完了の倒置形が成立します。

    ポイント: if を省略した仮定法の倒置: Had + S + p.p.(仮定法過去完了)/ Were + S ...(仮定法過去)/ Should + S + 原形(仮定法未来)。不規則動詞の過去分詞(begin→begun / write→written / take→taken)を確実に覚えましょう。

  7. Q7.

    Had the shipment arrived on time, we ______ the project by now.

    • (A) will complete
    • (B) would have completed
    • (C) completed
    • (D) would complete
    正解と解説を見る

    正解: (B)

    「Had + 主語 + 過去分詞 ...」は if を省略した仮定法過去完了の倒置構文です。Had the shipment arrived = If the shipment had arrived と同じ意味で「荷物が届いていたなら(実際は届かなかった)」という過去の事実に反する仮定を表します。主節では would have + 過去分詞を使います。選択肢Aの will complete は単純未来で仮定法の文脈に合いません。選択肢Bの would complete は仮定法過去(現在の事実への反事実)の主節に使う形で、過去の仮定(仮定法過去完了)の主節には合いません。選択肢Dの completed は過去形で仮定法の助動詞が欠けています。

    • (A) will complete は単純未来。倒置仮定法過去完了の主節には would have + 過去分詞が必要。
    • (B) 正解。Had S + 過去分詞(倒置仮定法過去完了)の主節は would have + 過去分詞。
    • (C) completed は過去形または過去分詞単独。助動詞なしでは仮定法の主節として不適切。
    • (D) would complete は仮定法過去の形。しかし if 節が過去完了(had arrived)なので主節も完了形が必要。

    ポイント: 仮定法過去完了の倒置は TOEIC Part5 の難問頻出パターンです。Had + S + p.p. が見えたら即「仮定法過去完了の倒置」と認識し、主節は would / could / might + have + p.p. を探しましょう。

  8. Q8.

    Were the budget to be approved, the project ______ immediately.

    • (A) will start
    • (B) has started
    • (C) would start
    • (D) started
    正解と解説を見る

    正解: (C)

    「Were the budget to be approved」は「If the budget were to be approved」の倒置形で、仮定法過去を表します。If を省略して were を文頭に出した倒置構文です。仮定法過去の主節は「would + 動詞原形」になります。したがって would start が正解です。will start は直説法未来で仮定法と呼応しません。started は過去形で主節の動詞として単独では仮定法の帰結を表せません。has started は現在完了で時制が合いません。

    • (A) will start は単純未来。倒置仮定法過去(Were S to不定詞)の主節には would + 原形が必要。
    • (B) has started は現在完了形。仮定法の帰結節には使えない。
    • (C) 正解。Were S to 不定詞(仮定法過去の倒置)の帰結節は would + 原形動詞。
    • (D) started は過去形単独。仮定法の帰結節としては would start が必要。

    ポイント: 仮定法倒置のパターン: Were S to do / Had S p.p. / Should S do。これらが文頭に来たら If の省略と気づき、主節の動詞形(would / would have p.p.)で応答します。

  9. Q9.

    Only after the contract is signed ______ begin the construction work.

    • (A) we will
    • (B) we can
    • (C) we could
    • (D) can we
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    「Only after the contract is signed」という否定・制限の副詞句が文頭に置かれると、主節は倒置になります。通常の語順「we can begin」が「can we begin」と助動詞が主語の前に出る倒置が起きます。Only / Never / Seldom / Rarely / Not until などが文頭に来ると倒置が義務的に発生します。we can / we will / we could は倒置が起きていない平叙文語順なので不正解です。

    • (A) we will は平叙文語順。倒置なしで Only after 節に続けることはできません。
    • (B) we can は平叙文語順。Only after が文頭に来る場合は倒置が必要です。
    • (C) we could は仮定法の語順ですが、倒置もされていません。現実の条件を述べる本文では could も不自然です。
    • (D) 正解。倒置により助動詞 can が主語 we の前に出た can we begin が正しい形です。

    ポイント: 否定・制限の副詞(Only / Never / Seldom / Not until / Rarely / Little)が文頭にある場合、主節は「助動詞 + 主語 + 動詞原形」の倒置形になります。

  10. Q10.

    Seldom ______ the opportunity to work on such an innovative project.

    • (A) do employees have
    • (B) have employees
    • (C) employees do have
    • (D) employees have
    正解と解説を見る

    正解: (A)

    「Seldom」という否定の副詞が文頭に置かれると、主節は倒置になります。通常の語順「employees have the opportunity」が倒置により「do employees have」という形に変わります。助動詞 do が主語 employees の前に出て、動詞 have は原形のまま続きます。「employees have」は平叙文の語順であり、倒置が発生していないため不正解です。「have employees」は完了形の倒置(Had employees done…)とは異なり、現在の文脈では不自然です。

    • (A) 正解。do employees have と助動詞が主語の前に出た倒置形が正しい語順です。
    • (B) have employees は現在完了の疑問文のような語順。現在形の倒置では do を使います。
    • (C) employees do have は強調構文の語順ですが、倒置(助動詞前置)にはなっていません。
    • (D) employees have は平叙文語順。否定副詞 Seldom が文頭に来たときは倒置が必要です。

    ポイント: Seldom / Never / Rarely / Hardly / Scarcely / Not until が文頭 → 助動詞(do / does / did / will / can / has 等)が主語の前に出る倒置。否定副詞倒置のパターンをセットで覚えましょう。

  11. Q11.

    No sooner had the meeting started ______ the fire alarm went off.

    • (A) than
    • (B) that
    • (C) when
    • (D) before
    正解と解説を見る

    正解: (A)

    「No sooner ... than」は「〜するとすぐに」を表す慣用的な倒置構文です。No sooner が文頭に来ることで助動詞+主語の倒置(had the meeting started)が起き、後半の節には than を置くルールがあります。when と混同しやすいですが、「No sooner ... when」は誤りです。「Hardly / Scarcely ... when/before」という類似構文(grammar_229)と対比して覚えましょう。than の選択は比較表現の than と同じ語ですが、ここでは「直後に」という時間の接続詞として機能しています。

    • (A) 正解。「No sooner had S + 過去分詞, than S + 過去形」という固定パターン。「〜するやいなや」という素早い継起を表します。
    • (B) that は「so ... that」や「such ... that」の結果構文に使いますが、No sooner との組み合わせはありません。
    • (C) when は「Hardly/Scarcely ... when」の構文でなら使えますが、「No sooner ... when」は慣用的に誤りとされています。文法書でも than が唯一の正解とされています。
    • (D) before は時間を表す接続詞ですが、「No sooner ... before」という組み合わせは存在しません。

    ポイント: 倒置を伴う「直後」の構文をセットで覚えましょう。「No sooner ... than」「Hardly/Scarcely ... when/before」。いずれも文頭の否定副詞が倒置を引き起こします。接続詞の選択は構文ごとに固定されているため丸暗記が有効です。

  12. Q12.

    Hardly had the presentation begun ______ the projector malfunctioned.

    • (A) before
    • (B) that
    • (C) than
    • (D) when
    正解と解説を見る

    正解: (D)

    「Hardly / Scarcely + had S + 過去分詞 ... when S + 過去形」は「〜するとすぐに」という意味の倒置構文です。Hardly が否定副詞として文頭に置かれると、助動詞 had が主語の前に倒置されます(had the presentation begun)。後半節には when(または before)を置くのが慣用規則です。than は「No sooner ... than」の構文(grammar_220)で使う接続詞であり、Hardly とは組み合わせません。that は結果の that 節に使い、この倒置構文には不適切です。

    • (A) before も「Hardly/Scarcely ... before」の形で用いられることがあり、ほぼ正解に近いですが、最も一般的な組み合わせは when です。本問では B が正解の選択肢です。
    • (B) that は so ... that / such ... that の結果構文に使う接続詞です。この倒置構文では使いません。
    • (C) than は「No sooner had S + 過去分詞 ... than」でペアになる接続詞です。Hardly との組み合わせは誤りです。grammar_220 と比較して区別しましょう。
    • (D) 正解。「Hardly had S + 過去分詞 ... when S + 過去形」の when が正解。「〜するやいなや」という素早い継起を表します。before も一部の文法書では認められます。

    ポイント: 倒置構文を整理: 「No sooner ... than」「Hardly/Scarcely ... when(before)」。どちらも「〜するとすぐに」ですが、接続詞が異なります。先行文で使われた副詞(No sooner / Hardly)を確認してから接続詞を選びましょう。

続きを解く

倒置を含む文法問題は全部で546問ある。挑戦モードでは正誤が記録され、間違えた問題だけを復習できる。

よくある質問

倒置はどんなときに起こりますか?

否定・限定を表す副詞句(never / rarely / not only / only after / under no circumstances など)が文頭に出たとき、および条件文の if を省略したときです。どちらも助動詞や be動詞を主語の前に出す、疑問文と同じ語順になります。

Should you have questions という表現はどう解釈しますか?

If you should have questions の if が省略され、should が文頭に出た形です。「万一ご質問がございましたら」という丁寧な条件表現で、TOEIC のメールや案内文で頻出します。意味は普通の if 節と同じです。

倒置の問題は Part5 でよく出ますか?

毎回出るわけではありませんが、出題されたときは形を知っているかどうかだけで決まる純粋な知識問題です。型が7つほどしかないため、対策コストに対する得点効率が高いタイプといえます。

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