TOEIC Part5 タグ別演習
TOEIC 比較の解き方|比較級と最上級の見分け方と無料練習問題
当サイトの文法問題546問のうち25問が比較のテーマに該当する。このページでは解き方の手順とそのうち12問を掲載している。全問に日本語解説つき・登録不要。
要点
- 文中の than を探す——than があれば比較級、the ... in / of ... なら最上級で確定する
- 比較級を強めるのは much / far / significantly / considerably。very は比較級を修飾できない
- 比べる対象の形をそろえる——than those of last quarter のように、名詞と名詞、副詞と副詞で比べる
比較はこう出る
比較の問題は、選択肢に high / higher / highest / highly のように**原級・比較級・最上級・副詞形**が混ざる形で出る。ここで問われているのは比較の意味そのものではなく、文中に比較の目印があるかどうかだ。
目印は3つある。than があれば比較級、the ... in the region / of all のように範囲が示されていれば最上級、as と as に挟まれていれば原級。さらに空欄が形容詞を修飾する位置にあるなら、比較級を強める much / far / significantly を選ぶ問題になっている。目印を先に押さえてから選択肢を見るのが手順だ。
解き方の手順
STEP 1: than / as ... as / 範囲を示す語句を探す
than があれば比較級、as と as に挟まれていれば原級、in the region / of all the candidates / we have ever seen のような範囲が示されていれば最上級。この3つのどれかが文中にある。
STEP 2: 空欄が修飾しているものを確認する
空欄の後ろが名詞なら形容詞、動詞や形容詞なら副詞。significantly higher(副詞 + 比較級)と significant increase(形容詞 + 名詞)を取り違えないよう、比較の形と品詞の判断は別々に行う。
STEP 3: 比べる対象がそろっているか確かめる
than の後ろは前半と同じ種類のものにする。this quarter's sales figures と比べるなら those of last quarter(figures の代わりの those)。than we had expected のように動詞以下が省略される形も頻出する。
頻出パターン
| 形 | 意味・働き | 例 |
|---|---|---|
| 比較級 + than | 2つを比べる | This quarter's figures are higher than those of last quarter. |
| as + 原級 + as | 同じ程度 | The new model is as reliable as the previous one. |
| the + 最上級 + in / of + 範囲 | 範囲の中で一番 | the largest supplier in the region |
| much / far / significantly + 比較級 | 比較級の強調(very は不可) | The software is much easier to use. |
| the + 最上級 + 名詞 + we have ever + 過去分詞 | 経験の範囲での最上級 | the most comprehensive report we have ever produced |
| no later than + 期限 | 遅くとも〜までに | Submit the form no later than Friday. |
| the + 比較級 ..., the + 比較級 ... | 〜すればするほど… | The more staff we hire, the faster the work goes. |
比較級を強めるのは much / far / significantly / considerably / a lot で、very は使えない(very easier は誤り)。逆に原級を強めるのは very で、much は使えない。選択肢に very と much が並ぶ問題は、空欄の後ろが比較級かどうかだけで決まる。
落ちやすい罠
- very + 比較級 を選んでしまう — 比較級を強めるのは much / far / significantly。空欄の後ろに -er や more があれば very は切れる
- 最上級の the を落とす — the most qualified candidate のように、最上級が名詞を修飾するときは the が必要。選択肢に most と the most が並んだら範囲を示す語句を確認する
- superior / prefer は than を取らない — superior to / inferior to / prefer A to B と to を使う。「〜より優れている」を than で受けると誤り
比較の練習問題(12問)
正解を選んでから「正解と解説を見る」を開く。誤答の選択肢がなぜ違うかまで 確認すると定着が速い。
Q1.
The report must be submitted ______ than Friday.
- (A) not later
- (B) no later
- (C) no lately
- (D) not lately
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正解: (B)
「no later than ~」は「~より遅くない、すなわち~までに」という期限を表す慣用表現です。no は比較級を否定して「それ以上遅くはない」という意味を作り出します。not lately は「最近ではない」という別の意味になり文意が成立しません。no lately は lately が副詞のため比較級ではなく、no で修飾することはできません。not later than は語法的には存在しますが、標準的なビジネス英語では no later than の形が定着しており、TOEIC でも no later than が正解として出題されます。
- (A) not later than も「〜より遅くない」という意味を作れますが、期限を表す慣用的な決まり文句は no later than であり、TOEICでは A が正解とされます。
- (B) 正解。no later than は「〜までに(期限)」を表す定型表現。TOEIC Part5 で頻出のビジネス表現です。
- (C) no lately は文法的に成立しません。no が比較級を否定するのに対し、lately は原形副詞のため no と組み合わせられません。
- (D) not lately は「最近ではない」という意味になります。lately は副詞で比較級にならず、期限の表現には使えません。
ポイント: 期限を表す表現セットをまとめて覚えましょう。「no later than ~(〜までに)」「by ~(〜までに)」「within ~(〜以内に)」は TOEIC Part5 と Part6 で頻出です。no later than は特に公式文書・メールで多用されます。
Q2.
This quarter's sales figures are ______ than those of any other quarter this year.
- (A) high
- (B) highly
- (C) higher
- (D) highest
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正解: (C)
比較の接続詞 than が文中にある場合は、必ず比較級の形容詞・副詞を使います。高さを表す形容詞 high の比較級は higher です。原級 high では than と組み合わせることができません。最上級 highest は「the + 最上級」の形で使い、特定の集合の中での最上位を表すため than とは共存しません。副詞 highly は「非常に、高く評価して」という意味で形容詞の比較をする役割はありません。「those of any other quarter」は those = sales figures を指す代名詞で、比較対象を明示しています。
- (A) 原級 high。than と組み合わせると非文法的(× high than)。比較を表すには比較級が必要です。
- (B) 副詞 highly。「非常に」「高く評価して」という副詞で、ここでは形容詞の補語位置に入れる必要があるため品詞が合いません。
- (C) 正解。比較級 higher + than は「〜より高い」を表す標準的な比較構文です。sales figures という数値に対して自然に使えます。
- (D) 最上級 highest。than ではなく「the highest of / among」の形で使います。than と共起させることは通常できません。
ポイント: 空欄の後に than があれば、迷わず比較級を選びましょう。一方、「the _____ of all / among all」のように the + of/among の組み合わせが見えれば最上級が答えです。この二パターンをセットで覚えると得点力が上がります。
Q3.
Among all the candidates interviewed, Ms. Chen was considered the ______ qualified for the position.
- (A) much
- (B) most
- (C) very
- (D) more
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正解: (B)
最上級は「3者以上の集合の中での最上位」を表すときに使います。Among all the candidates(全候補者の中で)という表現が3者以上の比較であることを示しているため、最上級が必要です。2音節以上の形容詞(ここでは qualified)の最上級は「the most + 形容詞」の形になります。比較級 more は than とセットで使い、2者を比較するときに使うため不可。much は比較級を強調する副詞(much better など)で、単独で最上級の意味は作れません。very も原級を強調する副詞で、最上級形とは共起できません(× the very most)。
- (A) 強調副詞 much。比較級の前で「はるかに」と強調するために使います(much better)。最上級の意味そのものを作ることはできません。
- (B) 正解。the most qualified「最も適格な」。Among all という表現が最上級の文脈を明示しており、2音節以上の語には most を使います。
- (C) 強調副詞 very。原級の強調(very qualified)には使えますが、「the very most」のような形は標準的ではなく、最上級構文の代わりにはなりません。
- (D) 比較級 more。2者比較で than とセットで使います。「Among all」があるため3者以上の比較であり、比較級では文意が成立しません。
ポイント: 最上級のシグナルとなる語句を覚えましょう。「Among all / of all / the + 集合名詞」が見えたら最上級が答えです。2音節以上の形容詞には most を前置し、the most + 形容詞の形で答えます。
Q4.
This model is ______ more efficient than the previous version.
- (A) significantly
- (B) signified
- (C) significance
- (D) significant
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正解: (A)
比較級(more efficient)を強調・修飾するには副詞を使います。副詞 significantly は「著しく・かなり」という意味で比較級を強調する典型語です。他に much / far / considerably / substantially / slightly なども比較級修飾副詞として使えます。形容詞 significant は名詞や補語を修飾し、比較級の前には置けません。名詞 significance や動詞の過去形 signified も品詞が合わず、比較級の修飾語にはなれません。比較級の強調副詞はワードフォーム問題の頻出パターンです。
- (A) 正解。副詞 significantly「著しく」。比較級 more efficient を修飾し、「前バージョンよりもはるかに効率的だ」という意味を強調します。
- (B) 動詞 signified「〜を意味した」。動詞は副詞位置に入れられません。文の構造(is ___ more efficient)においても述語動詞は is が担っています。
- (C) 名詞 significance「重要性/意義」。名詞は副詞の位置には来ません。比較級を修飾する語が必要な場所に名詞は不適切です。
- (D) 形容詞 significant「重要な/著しい」。形容詞は比較級(more efficient)の前には置けません。形容詞は名詞の修飾や補語として機能します。
ポイント: 比較級(more/less/~er)の前に置ける強調副詞を覚えましょう。much / far / significantly / considerably / substantially / slightly / somewhat などが頻出です。これらはすべて副詞形(-ly)であることに注目。品詞の語尾(-ance/-ness は名詞、-ify/-ify は動詞)を手がかりに即時識別しましょう。
Q5.
This is the ______ comprehensive report the department has ever produced.
- (A) very
- (B) much
- (C) more
- (D) most
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正解: (D)
「the + 最上級 + 名詞 + ... + ever」は「今までで最も〜な」という最上級の典型パターンです。空欄は定冠詞 the の直後にあり、形容詞 comprehensive の前に置かれています。most は最上級を作る語であり、「the most comprehensive」で「最も包括的な」という意味になります。more は比較級を作る語で、the と組み合わせることができません。much は副詞で形容詞を強調しますが the の直後には置けません。very は強調副詞ですが最上級 ever と組み合わせる場合は the very best のような形になり本問には合いません。
- (A) 不正解。very は副詞で形容詞・副詞を強調しますが、「the very comprehensive」という形では最上級の意味が出ません。最上級と組み合わせる場合は「the very best」のように使います。
- (B) 不正解。much は副詞で「はるかに」という意味で比較級を強調します(much better など)。「the much comprehensive」という形は成立しません。
- (C) 不正解。more は比較級を作ります。「the more comprehensive」は標準的な最上級ではありません。比較級は the + 比較級, the + 比較級(比例表現)では使いますが、ever とは組み合わせません。
- (D) 正解。most は最上級を作る語です。「the most comprehensive ... ever produced」で「今まで作成した中で最も包括的な」という意味になります。
ポイント: 「the + most + 形容詞 + 名詞 + S have ever + 過去分詞」は TOEIC 頻出の最上級パターンです。the の直後に形容詞の原級があれば most を補う。最上級を使うことを判断します。
Q6.
The quarterly report was more detailed than the CEO had ______.
- (A) expectation
- (B) expected
- (C) expecting
- (D) expect
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正解: (B)
この文は比較表現に省略(ellipsis)が組み合わさった高度な構造です。省略なしに書くと「the quarterly report was more detailed than the CEO had expected it to be」となります。than 節の中で助動詞 had の後には過去分詞が続き、「had + 過去分詞」という過去完了の形が成立します。expected(過去分詞)が正解です。expect は原形であり had の後には続けられません。expecting は現在分詞であり had + -ing の形(進行形では had been + -ing)は成立しますが、ここでは能動の完了を表す had expected が適切です。expectation は名詞であり動詞の位置に置くことはできません。
- (A) 不正解。expectation は名詞です。had の後には動詞の過去分詞が必要であり、名詞は置けません。
- (B) 正解。expected は過去分詞で、had expected という過去完了形を構成します。「CEOがそれまでに予想していたよりも詳細だった」という過去の時制の一致が成立します。
- (C) 不正解。expecting は現在分詞です。had expecting という形は英語に存在しません。進行形なら had been expecting ですが、ここでは完了(had expected)が意味的に正しいです。
- (D) 不正解。expect は動詞の原形です。had の後には過去分詞が必要であり、原形を続けることはできません(had expect とはなりません)。
ポイント: 比較の than 節では重複する部分が省略されることがあります。省略された部分を補って全文を復元する練習が効果的です。「than + S + had + 過去分詞」のパターンで過去完了の省略構造が頻出します。また expect / expectation / expected / expecting の品詞も整理しておきましょう。
Q7.
Mr. Kim is ______ qualified candidate we have interviewed so far.
- (A) most
- (B) more
- (C) the more
- (D) the most
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正解: (D)
英語の最上級は「the + 形容詞/副詞の最上級形」という形を取ります。qualified のような2音節以上の形容詞は most を前に置いて最上級を作り、必ず定冠詞 the を伴います。選択肢Aの most は the が欠けているため不正解です。選択肢Bの more は2者間の比較に使う比較級であり、「so far(これまでのところ)」という複数候補を前提にした文脈には合いません。選択肢Dの the more は「the + 比較級」で「〜すればするほど」の構文に使う形で、ここでは意味が成立しません。
- (A) most qualified と the が欠けた形です。最上級には必ず定冠詞 the が必要であり、the なしでは文法的に不完全です。
- (B) more qualified は比較級で、2者間の比較を表します。本文には「so far(これまでの候補者全体の中で)」とあり、複数対象の最上級が必要です。
- (C) the more は「the + 比較級, the + 比較級」構文(例: the more you practice, the better)に用いる形であり、この文には当てはまりません。
- (D) 正解。the most qualified で「最も適格な」という最上級の正しい形です。3者以上の比較で定冠詞 the を伴う点がポイントです。
ポイント: 最上級の識別ポイントは2つです。①「最も〜な」という意味が文脈に合うか、②定冠詞 the が伴っているか。Part5 では the を付け忘れた選択肢(A)が巧みな誤答として登場します。
Q8.
The new software is ______ easier to use than the previous version.
- (A) more
- (B) much
- (C) very
- (D) most
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正解: (B)
比較級(easier)を強調する副詞として使えるのは much、far、even、still、a lot などです。very は原級(形容詞・副詞の通常形)を修飾するものであり、比較級の前には置けません。選択肢Cの more は already の比較級 easier の重複になるため不可。選択肢Dの most は最上級を作る語ですが、文中にすでに比較級 easier と than があり、最上級の文脈ではありません。したがって比較級を適切に強調できるのは much のみです。
- (A) more は比較級を作る語ですが、easier がすでに比較級なので more easier は二重比較で誤りです。
- (B) 正解。much は比較級を強調し「はるかに〜」という意味を加えます。much easier で「はるかに使いやすい」となります。
- (C) very は原級の形容詞・副詞を強調します。very easier とは言えず、very easy(原級)が正しい用法です。
- (D) most は最上級を作る語です。しかし文中には than があり最上級の構文ではありません。文脈が合いません。
ポイント: 比較級の強調語として much / far / even / still / a lot をセットで覚えましょう。very は原級専用と割り切ると、Part5 でのひっかけに引っかかりにくくなります。
Q9.
The sales figures for this quarter are ______ higher than those of last quarter.
- (A) significant
- (B) significance
- (C) significantly
- (D) most significant
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正解: (C)
空欄の直後に比較級 higher があります。比較級を強調・修飾するのは副詞の役割であり、「大幅に」を意味する significantly(副詞)が正解です。significant は形容詞なので比較級の修飾には使えません。significance は名詞、most significant は最上級の形容詞句であり、いずれも比較級 higher を修飾する位置には来られません。副詞が比較級の前に置かれ「〜よりずっと/大幅に高い」という意味を作るパターンは TOEIC Part 5 頻出です。
- (A) significant は形容詞。形容詞は比較級 higher(形容詞)を修飾できない。副詞が必要。
- (B) significance は名詞。名詞は比較級を修飾できない。
- (C) 正解。副詞 significantly が比較級 higher を修飾する。「大幅に高い」という意味。
- (D) most significant は最上級の形容詞。比較級 higher を修飾する用法はない。
ポイント: 比較級を強調する副詞には significantly / considerably / substantially / far / much / even / still などがあります。空欄が比較級の直前にある場合は副詞を探しましょう。
Q10.
The updated version of the software is ______ more reliable than the previous one.
- (A) quite
- (B) too
- (C) far
- (D) very
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正解: (C)
比較級(more reliable)を強調・強化するには far / much / even / still / a lot などを使います。very は原級(形容詞・副詞)を強調しますが、比較級の強調には使えません。too は「〜すぎる」という否定的ニュアンスを含み、文意に合いません。quite は「かなり」という意味で原級の形容詞・副詞を修飾しますが、比較級を強調するには使いません。
- (A) quite は「かなり」で原級を強調します。比較級の強調には far / much / even を使います。
- (B) too は「〜すぎる」という過剰を示します。「too more reliable」は非文法的で意味も合いません。
- (C) 正解。far + 比較級で「はるかに〜」。far more reliable で「はるかに信頼性が高い」。
- (D) very は原級の強調に使います。「very more reliable」は非文法的です。
ポイント: 比較級の強調語は far / much / even / still / a lot / a great deal です。very と quite は原級専用と覚えましょう。「far better / much larger / even more efficient」のような表現を確認しておきましょう。
Q11.
The market analysis was conducted ______ than we had originally planned.
- (A) more thorough
- (B) more thoroughly
- (C) most thoroughly
- (D) thorough
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正解: (B)
文中に than があることから比較級が必要と判断できます。空欄は「was conducted(動詞の受動態)」を修飾する位置にあるため、副詞が必要です。thorough は形容詞なので動詞を修飾できず、その副詞形 thoroughly の比較級 more thoroughly が正解です。most thoroughly は最上級で than と組み合わせません。more thorough は形容詞の比較級で動詞修飾には使えません。
- (A) more thorough は形容詞の比較級。動詞(conducted)を修飾するには副詞が必要なため不適切です。名詞修飾ならば使えます。
- (B) 正解。more thoroughly は副詞の比較級。conducted(動詞)を修飾し、than と組み合わせて「より徹底的に」という比較を表します。
- (C) most thoroughly は副詞の最上級。than と共に使うのは比較級なので、最上級は文脈に合いません。
- (D) thorough は形容詞の原級。比較も動詞修飾もできないため、最も不適切な選択肢です。
ポイント: 比較級を選ぶ際の2ステップ: ①than があるか(比較級のサイン)→ ②修飾する語が動詞か形容詞かを確認(動詞修飾なら副詞の比較級 more + ly 形)。品詞と比較の有無を同時にチェックしましょう。
Q12.
The advertising campaign proved to be ______ effective than expected.
- (A) many
- (B) much
- (C) most
- (D) more
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正解: (D)
than が後に続いているため、空欄には比較級が入ります。effective(2音節以上の形容詞)の比較級は more effective です。したがって more が正解となります。many は数えられる名詞の量を表す限定詞で形容詞の前に置いて比較を作りません。much は形容詞・副詞の比較級を強調する「ずっと」という意味の副詞として使われますが(much more effective)、空欄 + effective + than という構造では more が必要です。most は最上級を作るときに使い、than と組み合わせません。
- (A) many は数えられる名詞の複数形の前に使います(many employees)。形容詞の前で比較を作ることはできません。
- (B) much は比較級の強調語として「much more effective」のように使います。ただし空欄は much ではなく more が必要な位置です。「much effective than」は誤りです。
- (C) most は最上級を作るときに使います(the most effective)。than と組み合わせることはなく、最上級は the を伴うことが多いです。
- (D) 正解。more は多音節形容詞の比較級を作る語です。more effective than で「予想より効果的な」という比較表現が完成します。
ポイント: 比較級のルール: 1音節の形容詞は -er(faster / cheaper)、多音節は more + 形容詞(more effective / more efficient)。than が見えたら即座に比較級を探しましょう。most は than とは使いません。
続きを解く
比較のテーマに該当する文法問題は全部で25問ある(当サイトの文法問題546問のうち)。挑戦モードでは正誤が記録され、 間違えた問題だけを復習できる。
よくある質問
比較級と最上級はどう見分けますか?
文中の目印で決めます。than があれば比較級、the が付いて in the region や of all the candidates のような範囲が示されていれば最上級です。訳して判断するより、目印を探すほうが速く確実です。
比較級を強調するとき very が使えないのはなぜですか?
very は原級(very good)を強める副詞で、比較級には much / far / significantly / considerably を使うためです。TOEIC では選択肢に very と much を並べ、空欄の後ろが比較級かどうかだけで正解が決まる形が定番です。
than の後ろが省略されている文はどう読みますか?
than we had expected や than last year のように、前半と重なる部分が省略されています。省略前の形を頭の中で戻すと、比べている対象がそろっているかを確認でき、those of / that of を使う問題にも対応できます。