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リスニング

TOEIC Part2の質問はWH/YN/平叙文の3大タイプ — Scordia収録150問の集計と解法

TOEIC Part2は短い発話に対して最も適切な応答を3択から選ぶ問題だ。全25問(公式試験)のうちどのタイプが多いかを把握しておくと、聴き取るべきポイントが絞れる。

Scordiaに収録されたPart2問題150問を質問タイプ別に集計した。

出典: Scordia収録Part2リスニング問題150問の集計より(2026年4月時点)

質問タイプ別の集計結果

質問タイプ 問題数(150問中) 割合 概要
YN疑問文(Yes/No question)52問35%Are you / Do you / Did he など
WH疑問文50問33%Who / What / When / Where / Why / How など
平叙文(Statement)28問19%「〜だよ」「〜が起きた」など疑問ではない発話
その他(選択疑問・依頼など)18問12%Would you prefer A or B? / Could you 〜? など
タグ疑問文2問1%〜, isn't it? / 〜, don't you? など

YN疑問文(35%)とWH疑問文(33%)の2タイプで合計68%を占める。この2タイプの応答パターンを理解しておくだけで、3問に2問は対策が効いてくる。

WH疑問文の解法 — 冒頭の疑問詞で聴き取るポイントが変わる

WH疑問文は冒頭の疑問詞が解答の方向性を決める。疑問詞ごとに応答に含まれるべき情報が異なるため、最初の単語を取りこぼすと正解を選ぶ根拠が崩れる。

疑問詞 正解に含まれる情報 応答例
Who人物・役割Mr. Tanaka / the sales team
What物・行為・内容the report / a new policy
When時間・日時tomorrow / at 3 p.m.
Where場所in the conference room / at the front desk
Why理由because / due to / for
How方法・程度・状態by email / quite well / not yet
How many / much数量・金額three / about fifty dollars

ひっかけとして、疑問詞と同じ発音の単語を含む誤答が選択肢に紛れることがある。例えばWhere(どこ)に対して「We'll hold the event there.」というwhere / thereの音の類似を利用した誤答が典型だ。音で反応せず、意味で選ぶことが鉄則だ。

YN疑問文の解法 — Yes/Noとは限らない正解

YN疑問文に対してYesまたはNoで答えるのが基本だが、TOEICでは間接的な応答が正解になるケースが頻出だ。これがPart2を難しくしている主な要因の一つだ。

  • 直接応答(Yes/Noあり): "Are you joining the meeting?" → "Yes, I'll be there at two."
  • 間接応答(Yes/Noなし): "Are you joining the meeting?" → "I haven't received the agenda yet." (予定が未定であることを間接的に示す)
  • 確認返し: "Are you joining the meeting?" → "Which meeting are you referring to?" (どの会議かを確認する)

YN疑問文の選択肢を見たとき「Yes / No がない = 誤答」と判断するのは誤りだ。間接応答が正解になるパターンを想定して聴くことが重要だ。

平叙文の解法 — 応答の方向性が読めない問題タイプ

平叙文(疑問文でない発話)への応答はYN疑問文やWH疑問文と異なり、正解の方向性が冒頭で決まらない。「相手の発言に対して自然に返せるか」というコミュニケーション能力が問われる。

  • 共感・承認: "The shipment arrived late." → "I'll look into it right away." (対処を示す)
  • 追加情報提供: "We're moving to a new office next month." → "I heard it's on the fifth floor." (情報を補足する)
  • 質問返し: "The client canceled the order." → "Do you know the reason?" (理由を聞き返す)

平叙文の問題は「内容をしっかり聴いて文脈に合う応答を選ぶ」という純粋なリスニング力が求められる。WH疑問文のように「疑問詞 → 答えの型」という機械的な対応策がないため、難易度が高い傾向がある。

Part2 タイプ別 対策の優先順位(Scordia集計データに基づく)
  1. YN疑問文(35%) — 間接応答パターンに慣れることを優先。「Yes / No なし = 誤答」の思い込みを外す。
  2. WH疑問文(33%) — 疑問詞ごとの応答の型を固める。音の類似を使ったひっかけに注意。
  3. 平叙文(19%) — 文脈理解が軸。模擬練習で「どの応答が自然か」を繰り返し判断する。
  4. 選択疑問・依頼(12%) — 選択疑問文(A or B?)はどちらかを選ぶか「どちらでも可」という応答が多い。依頼文(Could you 〜?)はOK/NGまたは代替案が正解パターン。

Part2の正答率を上げる最短ルートは、タイプ別の応答パターンを反射的に認識できるまで繰り返すことだ。Scordiaのリスニング問題でPart2を絞り込んで練習し、タイプを意識しながら解く習慣をつけるとよい。

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