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オフィスで作業する人物の写真

リスニング

Part1写真の74%がオフィス系【集計】頻出表現と残り26%

執筆: Scordia編集部|運営・確認: 佐野 修斗

50問中37問。これがScordia収録Part1問題をシーン別に分類した際の「オフィス系」の実数だ。74%に相当する。公式試験は全6問の出題数しかないが、その多くがオフィス・会議室を舞台にしているという傾向が数値で裏付けられた。

場面を先に知れば、覚えるべき表現の的が絞れる。集計データと頻出フレーズを合わせて整理する。

オフィスで並んで試験を受けるビジネスパーソン
Part1で74%を占めるオフィス系写真——デスクワーク・会議・資料確認が定番の場面だ(Scordia収録50問の集計より、2026年4月時点)

場面別集計の内訳

Scordiaのリスニング問題データには各問題に scene(場面)タグが付与されている。このタグをもとに50問を場面別に分類した。1問につき1場面に割り当てている。

場面 問題数(50問中) 割合
オフィス23問46.0%
会議室10問20.0%
ラウンジ2問4.0%
ワークスペース2問4.0%
オフィス系 合計37問74.0%
レストラン1問2.0%
建設現場1問2.0%
データセンター1問2.0%
コールセンター1問2.0%
スーパーマーケット1問2.0%
カフェ1問2.0%
道路1問2.0%
図書館1問2.0%
1問2.0%
テラス席1問2.0%
倉庫2問4.0%
自動車整備工場1問2.0%

オフィス単体で23問・46%と圧倒的な首位。会議室(10問・20%)・ラウンジ(2問)・ワークスペース(2問)を合わせたオフィス系は37問・74%になる。公式試験の6問換算でも4〜5問はオフィス系の写真という計算だ。非オフィス系は13種類に散らばっているが、いずれも1〜2問の少数に留まる。

オフィス系写真で問われる表現

Part1の選択肢は、写真の状況を英語で描写する4文から最も正確なものを選ぶ形式だ。オフィス・会議室の写真に対して繰り返し登場する表現を整理する。公式問題集および公開問題サンプルで実際に使用されている表現だ。

ヘッドフォンを付けて集中するビジネスパーソン
Part1のリスニングでは、音声と同時に写真を素早く読み解く集中力が問われる

人物の動作を描写する表現(オフィス・会議室)

Part1では「人物が動作をしているか」「物が状態として置かれているか」という判断が鍵になる。Part1で頻出の受動態表現パターンを確認しておくと、「be stacked」「be displayed」などの物の状態描写に素早く対応できる。

  • She is working at a desk. — デスクで作業している
  • He is typing on a keyboard. — キーボードを打っている
  • They are sitting around a table. — テーブルを囲んで座っている
  • A man is looking at a computer screen. — コンピュータ画面を見ている
  • A woman is writing on a whiteboard. — ホワイトボードに書いている
  • Papers are stacked on the desk. — 書類が机の上に積まれている(人物なし)

状態を描写する表現(よく使われる動詞)

  • be working / be reviewing / be examining — 作業・確認する
  • be discussing / be presenting — 議論・発表する
  • be seated / be standing — 座っている・立っている(状態)
  • be stacked / be displayed / be arranged — 置かれている・陳列されている(物の状態)

「be seated」「be reviewing」「be stacked」といった状態表現は、動作表現(「be sitting down」「be starting to review」)と混同されやすい。「今まさに動作をしているか」「すでにその状態になっているか」を写真で確認してから音声を聴く習慣が、正答率を安定させる最短ルートだ。

試験会場でマークシートを記入しながら問題冊子を見る様子
Part1は全6問。1問あたりの比重が大きいため、「状態か動作か」の判断精度を上げることが得点の安定につながる

非オフィス系の写真に備える最低限の表現

残り26%の場面(屋外・店舗・工場・港など)は出題頻度が低いが、1回の試験でも1〜2問は出る。準備ゼロで挑むと丸ごと落とすリスクがある。以下の汎用表現を知っておくだけで対応できる問題が増える。Part1の誤答トラップパターンでは非オフィス系でよく引っかかる落とし穴もまとめているので合わせて確認しておきたい。

非オフィス系写真の汎用表現(最低限の10フレーズ)
  • A vehicle is parked near the entrance. — 車両が入口近くに停車している
  • Shelves are lined with products. — 棚に商品が並んでいる
  • Workers are wearing safety helmets. — 作業員がヘルメットをかぶっている
  • A crowd is gathered in the street. — 人々が道路に集まっている
  • Boxes are being unloaded from a truck. — 箱がトラックから降ろされている
  • A boat is docked at the pier. — 船が桟橋に停泊している
  • Customers are browsing merchandise. — 客が商品を見て回っている
  • Equipment is being operated by a technician. — 技術者が機器を操作している
  • Trees are lining the path. — 木が小道に沿って並んでいる
  • The area is under construction. — その区域は工事中だ
音声波形のグラフィックと学習ノート
非オフィス系の場面は建設・倉庫・港・道路など多様だが、共通して「物の状態を受動態で描写する」形式が多い

非オフィス系写真に共通する傾向が一つある——人物がいる写真であっても、「物の状態」を受動態で描写する選択肢が正解になるケースが多い。「A boat is docked」「Boxes are stacked」のように、主語が物で状態描写の文型を使えるかどうかが判断軸になる。

オフィス系の表現を固めた上で、非オフィス系の汎用フレーズを20〜30個ストックしておくと安定した得点につながる。ScordiaのPart1リスニング問題では各問にscene(場面)タグが付与されており、オフィス・会議室など場面別の絞り込み学習が可能だ。

Part1からPart4まで、リスニング全体の攻略戦略はTOEICリスニング完全攻略ガイドにまとめている。Part1(写真描写6問)・Part2(応答問題25問)の消去法・受動態パターン・間接応答まで一記事で体系化したTOEIC Part1+2完全攻略ガイドもあわせて参照してほしい。

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