Part 1: 写真描写
全75問を3セット(1セット最大25問)に分けて演習できます。セットを選んでスタート。
Part1 は写真描写問題。1枚の写真について読み上げられる複数の説明文から、内容に最も合うものを選びます。
- 印刷なし — 問題文は印刷されず、すべて音声で聞き取る
- 難所 — 文は短いが紛らわしい選択肢が含まれ、聞き分けの精度が問われる
この分野で問われる力
頻出は現在進行形と受動態の聞き分けです。
- 現在進行形 — 動作が今まさに行われている
- 受動態 — 物が置かれた状態を述べている
ここで正誤が分かれるため、動詞の形を正確に聞き取ることが重要です。
また、写真に人物がいるかどうかで着眼点が変わります。
- 人物あり — 動作や姿勢が説明の中心
- 人物なし — 物の位置や状態が説明の中心
写真を見た瞬間に何が説明されそうかを予想しておくと聞き取りやすくなります。リスニング全体の対策はPart1・2完全攻略ガイドを参照してください。
学習のポイント
- 音声前に観察する — 写っている人・物・動作・位置を頭の中で英語にする
- 最後まで聞く — すべての説明文を聞いて消去法で絞るのが安全
ひっかけは、写真に写っていない物の名前や実際とは違う動作として置かれます。
よくあるつまずき
- 進行形と受動態の聞き分けができず、状態と動作を取り違える
- 写真に写っていない物の名前が出ても、音だけで反応して選んでしまう
- 最初の説明文が合っていそうだと早合点し、残りを聞かずに決める
代表的なひっかけ選択肢(実例)
実際の問題データから、代表的なひっかけを3つの型に分けて確認します。
存在しない人物・動作の創作 — 写真に写っていない人物や動作を、もっともらしく描写する選択肢です。
写真をよく観察していないと、聞こえの良さだけで選んでしまいます。
- 誤答例 — 「A janitor is mopping the floor.」
- 誤り — 写真に清掃員もモップも写っていません。
- 誤答例 — 「A man is fixing a printer.」
- 誤り — 写真にプリンターも修理する人物も写っていません。
完了形と実況の食い違い — have been+過去分詞で「すでに〜し終えた」状態を断定する選択肢です。
実際の写真とは異なる状態を述べているため、状況をよく見て判断します。
- 誤答例 — 「The meeting has already ended.」
- 誤り — 会議は進行中で、終わってはいません。
- 誤答例 — 「The desk has been cleared of all items.」
- 誤り — デスクにはまだ物が置かれています。
写真の状態・場所・人数を誤って伝える — 写真の状況を「空だ」と極端に否定したり、場所や人数を違えて述べる選択肢です。
実際には人や物が写っていたり、別の場所・人数になっていることが多く注意が必要です。
- 誤答例 — 「The hallway is empty.」
- 誤り — 写真には7人が写っています。
- 誤答例 — 「The room is empty and dark.」
- 誤り — 明るい会議室で女性たちが座っています。
- 誤答例 — 「Two people are carrying furniture.」
- 誤り — 写真には男性が1人しか写っていません。
- 誤答例 — 「A parking lot is full of cars.」
- 誤り — 写っているのは輸送コンテナで、駐車場ではありません。
写真描写では、聞こえた英文をすぐに正解と決めず、写真の細部と照らし合わせる習慣が役立ちます。
特に人物の有無・動作の種類・場所の3点を先に確認しておくと、ひっかけに惑わされにくくなります。
迷った選択肢は、写真のどこにも根拠が見当たらないかを最後に確認すると安全です。
学習のチェックリスト
- 音声前に写真を観察し、人・物・動作・位置を英語で予想する
- 現在進行形と受動態の聞き分けを意識して練習する
- 全ての説明文を最後まで聞き、消去法で絞る
- 人物の有無で着眼点(動作か状態か)を切り替える