
Scordia収録Part5 grammar問題510問超のうち、verb-formタグがついた問題は37問(7.3%)だ。前置詞・品詞変化・接続詞・関係代名詞に次ぐ第5位のカテゴリで、選択肢の見た目は単純でも正答を選ぶには時制・態・主述一致という3つの判断が重なる。
出典: Scordia収録Part5 grammar問題510問超のタグ別集計より(2026年6月時点)。verb-formタグは37問、全体の7.3%。
選択肢に同じ動詞の異なる活用形(例: inform / informed / has informed / is informed)が並んでいれば、それがverb-form問題のサインだ。語幹がすべて同じ動詞であることを確認したら、以下の3ステップに入る。
3ステップで選択肢を絞り込む
-
主語を特定し、単複を確認する
"The committee"(単数扱い)か "The members"(複数)かを確認する。三人称単数現在形なら-sが必要。修飾節で主語が隠れるケースに注意。 -
時制の根拠を文中で見つける
last yearなら過去形、since 2020なら現在完了、by Fridayなら未来完了。副詞句がなければ前後の文の時制から判断する。 -
主語が動作の主体か受け手かを判断する
主語が「〜される」立場なら受動態(be + 過去分詞)。ビジネス文書ではbe required to/be notified of/be scheduled forなどが頻出する。
例題 1
The new policy ______ by the board last week, and it takes effect next month.
- approves
- has approved
- was approved
- approving
解答・解説を見る
正解: (C) was approved
主語 The new policy は「承認される側」なので受動態が必要(ステップ3)。時間副詞 last week があるため過去時制(ステップ2)。よって was + 過去分詞 の (C) が正解。(A)(B) は能動態のため不可、(D) は動詞でなく分詞。
選択肢の並び方で問われている判断を見抜く
選択肢のパターンを見ると、何を判断させたいかがわかる。
| 選択肢の並べ方 | 問われている判断 |
|---|---|
inform / informed / informing / to inform |
時制・態・to不定詞 vs 動名詞 |
has approved / was approved / approves / will approve |
時制(現在完了 vs 過去 vs 現在 vs 未来) |
is scheduled / schedules / scheduling / scheduled |
受動態 vs 能動態 vs 分詞 |
complete / completed / completing / to complete |
動詞用法(to不定詞 vs 動名詞 vs 分詞) |
Scordia収録37問超に繰り返し登場するひっかけ3パターン
よく狙われるひっかけを展開して確認する
1. 主語と動詞の距離が遠いケース
The report that was submitted by all regional managers shows ... のように修飾節が長いと、主語(The report)を忘れて複数形 show を選んでしまう。修飾句を括弧でくくり、主語の核だけを見る習慣をつける。
2. 現在完了と過去形の混同
recently / already / just / since は現在完了のシグナル。文中にこれらがあるのに単純過去形を選ぶ誤答が目立つ。副詞を見たら時制のステップを必ず踏む。
3. 受動態と過去形の同形動詞
She was informed の informed は過去分詞(受動態)だが、過去形(She informed someone)と同じ形だ。前に was / were があるかどうかで能動・受動を区別する。
例題 2
The list of approved suppliers ______ updated by the procurement team every quarter.
- are
- is
- were
- being
解答・解説を見る
正解: (B) is
真の主語は The list(単数)で、of approved suppliers は修飾句にすぎない。直前の suppliers(複数)に引きずられて (A) are を選ぶのが典型誤答。単数主語 + 受動態(is updated)なので (B) が正解。修飾句を外して主語の核を見抜くことが鉄則だ。
30秒以内で解くための時間感覚
verb-form問題の目標解答時間は1問30秒以内だ。3ステップを順番に踏んでも、慣れれば15〜20秒で判断できる。スピードが上がらない場合は、ステップの「どこで詰まっているか」を意識して演習する。
主述一致の複雑なケース(関係節に挟まれた主語)はPart5主述一致の判別パターンで詳しく扱っている。仮定法・条件文の時制判断が絡む問題はPart5仮定法・条件節の使い分けと合わせて対策すると難問への対応力が上がる。
verb-form問題で誤答が多い場合、直感で選択肢を眺めて「なんとなく has approved に見える」という選び方をしているケースが目立つ。主語から始めて時制の根拠を文中に探し、最後に態を判断するという手順を意識的に反復することで正答率は安定する。「副詞があれば時制が決まる」は半分正しいが、文脈次第で過去形と現在完了が共存することもあるため、副詞だけに頼らず文全体の構造を確認する習慣を持つとよい。
ScordiaのPart5文法問題でverb-formを演習する
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