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TOEIC SW テストとは — L&R との違い・スコアの見方・受験すべき人を解説
「TOEIC」と聞くとほとんどの人が L&R(Listening & Reading)テストを思い浮かべるが、TOEIC には Speaking & Writing(SW)テストも存在する。この記事では SW テストの内容・スコアの意味・受験した方がよい人の条件を整理する。
TOEIC SW テストとは
TOEIC Speaking & Writing テストは、英語で「話す」「書く」能力を測定する試験だ。L&R テストが「聞く・読む」のインプットを評価するのに対し、SW テストはアウトプット能力を評価する。試験はコンピューターを使って行われ、マイクに向かって音声を録音する形式(Speaking)と、キーボードで英文を入力する形式(Writing)の 2 つで構成される。
テストの構成
| セクション | 内容 | スコア範囲 |
|---|---|---|
| Speaking | 音読・写真描写・応答・意見陳述など 8 タスク(約 20 分) | 0〜200 点 |
| Writing | 写真描写・メール作成・意見記述など 8 タスク(約 60 分) | 0〜200 点 |
Speaking と Writing はそれぞれ独立して受験することも、両方セットで受験することもできる。受験料はセットと個別で異なるため、IIBC 公式サイトで最新情報を確認することをすすめる。
L&R テストとの主な違い
L&R テストは「聞く・読む」の受信技能を測り、マークシートで回答する。一方 SW テストは「話す・書く」の発信技能を測り、マイク・キーボードで回答する。両者を組み合わせることで、英語の 4 技能(聞く・読む・話す・書く)を包括的に評価できる。
SW テストが有効な場面
SW テストのスコアが特に役立つのは以下のような場面だ。
- 外資系企業への就職・転職: 会議・プレゼン・メール対応など英語での発信が求められる職種では、L&R より SW スコアが評価されることがある
- 海外赴任候補の選定: 日常業務で英語コミュニケーションが必要な役割において、Speaking スコアが参考にされる
- 大学・大学院の語学証明: 一部の大学院(特に社会人向け MBA)では SW スコアの提出を求める場合がある
L&R との使い分け
現時点で日本国内の採用・昇給要件のほとんどは L&R スコアで評価される。L&R が 700 点未満であれば、まず L&R の対策を優先することをすすめる。SW テストは L&R で高スコアを持ったうえで、英語発信力の証明が必要な場面に受験するのが現実的な活用法だ。
L&R と SW の詳細な比較についてはTOEIC L&R vs SWも参照してほしい。
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