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TOEIC 英文スコア証明書の取得方法 — 海外・外資系向け

日本国内で発行される通常のTOEICスコアシートは日本語で記載されている。海外の大学院・企業・機関への提出や、外資系企業からの要求に対応するには「英文スコア証明書(Official Score Certificate)」が必要になるケースがある。この記事では英文証明書の取得方法・費用・注意点を整理する。

通常のスコアシートとの違い

TOEICを受験すると約30日後に届く公式認定証(スコアシート)は、日本語で受験者氏名・受験日・スコアが記載された書類だ。日本国内の企業・学校への提出では通常これで十分だ。

一方、英文スコア証明書(Official Score Certificate)は英語で発行される別書類で、以下の用途で必要になる場合がある。

  • 海外の大学・大学院への出願・入学要件として
  • 外資系企業・海外本社への採用書類として
  • 海外赴任・国際業務の語学証明として
  • 海外政府機関・資格審査機関への提出として

注意: 提出先によってはTOEICではなくTOEFL・IELTSを指定しているケースがある。TOEICの英文証明書が提出先の要件を満たすかどうかは、事前に提出先に確認することが必須だ。

英文スコア証明書の申請方法

英文スコア証明書の申請はIIBC公式サイトのマイページから行う。手順の概要は次のとおりだ。

  1. IIBCマイページにログイン: 受験時に使用したアカウントでログインする。アカウントがない場合(古い受験時代)は、IIBCサービスデスクへの問い合わせが必要になる場合がある。
  2. 「証明書申請」メニューを選択: マイページ内の該当メニューから「英文スコア証明書申請」を選ぶ。
  3. 対象受験回を選択: 英文証明書を発行したい受験回(試験日・スコア)を指定する。
  4. 送付先情報の入力: 自分の住所宛に送付する場合と、提出先機関に直送する場合で対応が異なる。提出先直送を希望する場合は送付先住所(英文)を正確に入力する。
  5. 支払い手続き: クレジットカード等で申請料を支払う。

費用と発行期間の目安

項目 内容
申請料金 1通あたり有料(金額はIIBC公式サイトで確認。数百〜数千円程度が目安)
発行期間 申請受付後、約2〜4週間(繁忙期はさらに時間がかかる場合あり)
送付方法 国内: 郵送 / 海外直送: 国際郵便(別途送料)
対象スコア IIBCが保管している受験回(システム上の保存期間内のもの)

申請料・対応可能な受験回の範囲・送付方法の詳細はIIBC公式サイトで最新情報を確認することを推奨する。料金・手順は変更される可能性がある。

申請時に注意すべきポイント

提出先の締切から逆算する

英文証明書の発行には2〜4週間かかる。提出期限の1ヶ月以上前に申請を開始することを強く推奨する。出願締切ギリギリに申請すると、発行が間に合わないリスクがある。大学院の出願シーズン(秋の海外大学院の場合は前年の10〜12月が締切になることが多い)では、9月中には申請を完了させるスケジュールが安全だ。

氏名のローマ字表記を確認する

英文証明書に記載されるローマ字氏名は、IIBCへの登録情報に基づく。パスポートや海外提出書類とローマ字表記が一致していることを事前に確認する。表記が異なると提出先で問題になる場合がある。

古い受験回の証明書発行可否を確認する

非常に古い受験回のスコア(10年以上前など)については、IIBCのシステムに記録が残っていない場合がある。この場合、英文証明書の発行自体ができないことがあるため、IIBCのサービスデスクに問い合わせて確認することが必要だ。

提出先がTOEICを受け入れているか確認する

海外の大学・大学院によっては、英語能力証明としてTOEFLまたはIELTSしか認めていないケースがある。特にアメリカ・カナダ・イギリス・オーストラリアの多くの大学院はTOEFL/IELTSを標準要件としており、TOEICを代替として認めていない場合が多い。出願前に提出先のアドミッションオフィスに確認することが必須だ。

TOEIC S&WスコアとL&Rスコアの英文証明

TOEIC L&R(Listening & Reading)とTOEIC S&W(Speaking & Writing)は別試験であり、英文証明書も別々に申請が必要だ。海外提出でスピーキング・ライティングのスコアも求められる場合は、TOEIC S&Wを別途受験してその英文証明書も取得する必要がある。

TOEIC L&RとS&Wの違いについてはTOEIC L&RとS&Wの違いで詳しく解説している。TOEICとTOEFL・IELTSの使い分けについてはTOEIC vs TOEFL vs IELTS の選び方も参照してほしい。

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