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スコア活用

TOEIC スコアの大学評価ボーダーライン一覧

執筆: Scordia編集部|運営・確認: 佐野 修斗

「TOEICを受けたら単位になるらしい」という話を耳にしながら、制度の詳細を確認しないまま3年次を迎えてしまう学生は多い。大学によって認定スコアや対象科目が大きく異なるため、数字だけを鵜呑みにするのは禁物だが、600〜730点前後がボーダーとなるケースが国内大学では広く見られる。この記事では活用場面ごとに一般的な水準を整理し、取得時期の戦略まで解説する。

制度は大学・学部ごとに異なる。あくまで一般傾向として参照したうえで、自分の大学の学則・シラバスで必ず個別確認してほしい。

大学のキャンパスと研究書類のイメージ
単位認定制度を周知しない大学も多く、入学時点での制度確認が後の学習計画を左右する

活用場面と一般的なスコアの目安

英語科目の単位認定

国内の多くの大学が「一定のTOEICスコアを取得した学生に対し、英語科目の単位を認定する」制度を設けている。認定単位数・対象科目・必要スコアの組み合わせは学校ごとにさまざまだが、下表が広く見られるパターンだ。

スコア帯よく見られる活用例
500〜599点英語基礎科目の認定(1〜2単位)
600〜699点英語中級科目の認定(2〜4単位)
700〜799点英語上級科目・ビジネス英語科目の認定
800点以上複数科目の一括認定・資格対応科目の認定

重要な点として、認定の申請には「取得後〇年以内」「〇学期中に申請」等の期限が設けられている大学も多い。スコアを持っていても申請を見逃すと無効になるため、制度を把握した段階で申請フローまで確認しておくことが得策だ。

複数の資格証明書が並べられたデスクのイメージ
スコア取得後の申請手続きを見落とすと単位認定の機会を逃す。証明書の有効期限にも注意

卒業要件・進級要件への活用

一部の大学(英語教育に力を入れる学部を中心に)では、卒業要件としてTOEICの到達スコアを課している。この場合は4年間を通じた計画的なスコアアップが必要になる。3年次以降に初めて意識しても、就職活動と並行しての学習は時間的に厳しい。編入試験でのTOEICスコア要件とあわせて確認しておくと、進路変更の場面でも役立つ。

大学院入試の英語要件

国内の大学院入試では、英語力の証明としてTOEICスコアの提出を求める研究科がある。分野によってボーダーが大きく異なる点が特徴だ。

MBA系では730〜800点以上を求めるケースがある一方、理系研究科では英語外部試験自体を不要とするケースも多い。志望する研究科の入試要項を個別に確認することが先決だ。詳しくは大学院入試のTOEICスコア要件も参照してほしい。

大学のキャンパスで学ぶ学生のイメージ
大学院進学を視野に入れるなら、学部在学中から730点超を目標に設定する学生が有利になる

スコアを取得するベストな時期

在学中にTOEICを活かすなら、1〜2年次が最も合理的なタイミングだ。理由は2つある。第一に、就職活動が本格化する3年次以降は学習時間が急減する。第二に、単位認定の申請期限が「取得から1〜2年以内」と設定されている大学もあり、早期取得が申請猶予を確保することにつながる。

朝の机に向かって勉強している様子のイメージ
授業外の時間が相対的に多い1〜2年次に集中して取得しておくと、3年次以降の選択肢が広がる

目標スコアの目安は、単位認定だけを考えるなら600点台、就職活動での活用も見据えるなら730点以上が現実的な水準だ。大学生の就職活動でのTOEIC活用では、履歴書への記載が有効になる点数帯を具体的に整理している。

大学生のTOEIC受験の平均スコアと全体像は大学生のTOEIC平均スコアを参照のこと。スコア別の学習プランはTOEICスコア別完全ロードマップTOEIC勉強法完全ガイドでまとめている。

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