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TOEIC 大学生の平均スコアと就活での目安

大学生が TOEIC を受験した際、「自分のスコアは周りと比べてどのくらいか」という疑問が生まれるのは自然なことだ。平均スコアを知ることで現状の位置づけが分かり、目標設定の参考になる。

この記事では、日本の大学生の TOEIC スコア傾向を学年・学部・就活の観点から整理する。

大学生全体の平均スコアの目安

IIBC(国際ビジネスコミュニケーション協会)が公表するデータによると、日本の大学生の TOEIC L&R スコアは平均 550〜580 点台で推移することが多い。ただし受験者層によって大きくばらつきがあり、英語学部・国際学部に在籍する学生が多く含まれると平均が高くなる傾向がある。

受験動機別に見ると、「就活対策で受験した大学 3・4 年生」の層は、英語学習に意識的な学生が多いため平均がやや高めに出る。一方、「大学の授業として全員受験」した場合は未学習者も含まれるため、平均は 500 点台前半になりやすい。

学年別の傾向

学年 スコア目安 特徴
1〜2 年生 450〜550 点 高校英語の延長。初受験が多く基礎力が中心
3 年生 520〜620 点 就活を意識した対策開始。スコア上昇期
4 年生(就活中) 580〜680 点 目標スコア達成を意識した集中学習の成果が出る時期

1・2 年生は高校英語の力がそのまま反映されるため、450〜550 点が多い。3 年生以降は就活を意識した学習で急上昇する受験者も多く、短期間で 100〜150 点のスコアアップを実現するケースも珍しくない。

学部・学科別の傾向

英語学部・国際学部の学生は平均 700 点前後になることが多い。これらの学部では英語を専攻として集中的に学ぶため、一般学部との差が大きい。

一方、理工学部・医学部・農学部などの理系学部では英語学習の比重が下がりやすく、平均は 500〜550 点台にとどまることが多い。ただし理系学生でも技術系の就職・大学院進学を目指して積極的に受験するケースでは、600 点以上を取る学生も多い。

就活でのスコアの位置づけ

就活でよく言われる「TOEIC 600 点以上で履歴書に書ける」という目安は、外資系・商社・メーカー海外事業部を希望しない場合であれば概ね妥当だ。国内メーカー・IT 企業・金融機関の一般職では、600 点以上が「英語を一定程度扱える」という評価の目安になる。

外資系コンサルティング・大手商社・航空会社の客室乗務員などでは 700〜800 点以上を求める傾向があり、平均的な大学生スコアを 100〜200 点上回る学習が必要になる。

「平均を超える」目標スコアの設定方法

大学生が就活前に設定する現実的な目標として、以下の 3 段階が参考になる。

  • 600 点: 一般的な日系企業の多くで「英語あり」と記載できる最低ライン
  • 700 点: 大手メーカー・金融・IT の総合職で強みになる水準。上位 30〜35% 相当
  • 800 点以上: 外資系・商社・グローバル展開企業で具体的な差別化になる水準

3 年生の春から就活解禁の 3 月末までの約 10 か月を使えば、週 5〜7 時間の学習で 600 点台から 750〜800 点台への到達も不可能ではない。就活を見据えた TOEIC 学習の進め方についてはTOEIC と就活の関係も参照してほしい。

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