文法
TOEICの並列構造問題を攻略【both A and B / not only A but also B】
並列構造とは何か
英語の並列構造(parallel structure)とは、接続詞でつながれた要素が同じ文法的形式を持つというルールです。TOEICでは、このルールに違反した選択肢を誤答として並べることが多く、品詞や動詞の形を正確に揃えられるかどうかが問われます。
並列構造はPart5の文法問題で直接出題されるほか、Part6の文脈問題や、Part7の長文を正確に読むためにも不可欠な知識です。
基本パターン①:等位接続詞(and / or / but)
andやorでつなぐとき、前後は同じ品詞・形でなければなりません。
- 正:She is efficient and reliable.(形容詞+形容詞)
- 誤:She is efficient and reliability.(形容詞+名詞 → NG)
- 正:We need to plan, prepare, and execute.(動詞原形×3)
- 誤:We need to plan, preparing, and execution.(形が不統一 → NG)
基本パターン②:相関接続詞
相関接続詞は2つの要素を対応させる構造です。AとBには必ず同じ品詞・形が入ります。
- both A and B(AもBも)— Both the manager and the assistant attended.(名詞+名詞)
- either A or B(AかBのどちらか)— You can either call or email us.(動詞+動詞)
- neither A nor B(AもBも〜ない)— Neither the report nor the data was available.(名詞+名詞)
- not only A but also B(AだけでなくBも)— She is not only experienced but also motivated.(形容詞+形容詞)
TOEIC頻出の出題パターン
TOEICでは以下のような形で並列構造が問われます。
例題: The new policy aims to reduce costs and _______ productivity.
- (A) improving(現在分詞)
- (B) improvement(名詞)
- (C) improve(動詞原形)← 正解
- (D) improved(過去分詞)
「to reduce ... and to improve」の"to"が省略された形。reduce(動詞原形)と並列するので、improve(動詞原形)が正解です。
押さえるべき3つの確認ポイント
- 接続詞の前後で品詞が一致しているか確認する
- to不定詞の並列では2つ目のtoが省略されることがある
- 相関接続詞では必ずAとBが同じ形になっているか確認する
並列構造のミスは選択肢が紛らわしく設定されているため、問題の解き慣れが重要です。Part5の480問演習とPart6の190問演習で繰り返し練習して、反射的に正答できるようにしましょう。
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