文法
TOEICの仮定法問題を攻略【ifなし仮定法も解説】
仮定法はTOEICで必ず出る文法項目
TOEIC Part5・Part6では、仮定法を含む文の空欄に正しい動詞の形を選ぶ問題が定期的に出題されます。特に「If節があるのに動詞の形がなぜ過去形なのか」という点で迷う受験者が多く、正しく理解すれば確実に得点できる分野です。
仮定法は「現実とは異なる仮の話」を表す表現です。「もし〜なら(現実にはそうではないが)」というニュアンスを動詞の形で示します。基本パターンをしっかり押さえましょう。
仮定法過去と仮定法過去完了の違い
TOEICで最も頻出の仮定法は次の2パターンです。
- 仮定法過去:If + 主語 + 動詞の過去形 〜, 主語 + would / could / might + 動詞の原形 〜
例: If she had more time, she would attend the seminar.(現在の事実に反する仮定) - 仮定法過去完了:If + 主語 + had + 過去分詞 〜, 主語 + would / could / might + have + 過去分詞 〜
例: If the meeting had started on time, we could have finished by noon.(過去の事実に反する仮定)
問題を解く際は、If節の動詞形を確認し、主節に何が来るべきかを判断します。Scordiaの文法演習で仮定法の問題を繰り返し練習し、パターンを体に染み込ませましょう。
ifを使わない仮定法(倒置・wish・as if)
TOEICではIfを使わない仮定法も出題されます。代表的なものを確認しておきましょう。
- 倒置:If節のIfを省略し、助動詞を文頭に置く形です。
例: Had the manager been available, he would have joined the call.(If the manager had been available...と同義)
ビジネス文書やフォーマルな文章で頻出します。 - wish:I wish + 仮定法過去で「〜ならよかったのに(現在の願望)」、I wish + 仮定法過去完了で「〜だったならよかったのに(過去の後悔)」を表します。
例: I wish I could speak Spanish.(現在そうではないことへの願望) - as if / as though:「まるで〜であるかのように」という意味で、後ろに仮定法が続きます。
例: He spoke as if he were the CEO.(実際にはCEOではない)
ビジネスメールに出る仮定法表現
TOEIC Part6・Part7では、ビジネスメールの丁寧表現として仮定法が使われることがあります。押さえておくべきフレーズは次の通りです。
- I would appreciate it if you could ... (〜していただければ幸いです)
- If you should have any questions, please feel free to contact us.(万が一ご質問があれば)
- Would it be possible to ...?(〜することは可能でしょうか)
これらは定型表現として丸ごと覚えてしまうのが効率的です。Part6の文脈型問題でも頻繁に登場するため、実際の問題形式に慣れておくことが大切です。
仮定法のよくある間違いと注意点
仮定法問題では次のような誤りに気をつけましょう。
- 仮定法過去でbe動詞は「was」ではなく「were」が正式(I / he / she / it were)。TOEICでは"were"が正答になるケースが多い。
- If節の中に「would」は原則入らない。"If it would rain..."は誤り。正しくは"If it rained..."。
- 主節の「would have + 過去分詞」と「If節のhad + 過去分詞」を混同しないこと。
Scordiaの診断テストで仮定法を含む文法の理解度を確認し、模擬テストで本番形式の問題にも慣れておきましょう。
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