
スタディサプリTOEIC vs 公式問題集|月3,278円と一冊3,630円で比較
この記事のまとめ
- 料金 — スタディサプリTOEICコースは月額3,278円(6ヶ月パック18,348円・12ヶ月パック32,736円)。公式問題集12(最新刊)は定価3,630円(税込)。
- 中身の違い — スタディサプリは動画講義・アダプティブ・音声トレーニングをアプリ内で提供。公式問題集はETS制作の本番同等の問題を紙で提供し、解説動画は付かない。
- 向き不向き — 体系立てて学びたいか、自分でペースを管理できるかで分かれる。総額の優劣だけで決めない方がよい。
TOEIC対策を始めようとすると、最初に「アプリに月額を払うか、参考書を買って自分でやるか」という選択にぶつかる。この記事では、アプリ型サブスクの代表格であるスタディサプリENGLISH TOEIC L&R TEST対策コースと、書籍個別購入型の代表格であるIIBC公式TOEIC問題集を、実際に公式サイトを確認して取得した料金・仕様だけをもとに比較する。優劣を決めつけるのではなく、どんな学習者にどちらが向くかを条件別に整理する。
月額サブスクと書籍買い切り、総額はどう変わるか
まず総額を比べる。スタディサプリENGLISH TOEIC L&R TEST対策コースのベーシックプランは、支払い方法によって月あたりの単価が変わる。公式問題集は最新刊「問題集12」の定価を基準にした。
| 選択肢 | 総額 | 手に入るもの |
|---|---|---|
| スタサプ 月払い | 3,278円/月 | 全レッスン・全機能が使い放題 |
| スタサプ 6ヶ月パック | 18,348円(一括、月あたり3,058円) | 同上 |
| スタサプ 12ヶ月パック | 32,736円(一括、月あたり2,728円) | 同上 |
| 公式問題集12(最新刊) | 3,630円(税込・買い切り) | 本番形式のテスト2回分(計400問) |
例えば3ヶ月間だけ集中して使う場合で比べると、スタサプを月払いで3ヶ月続けると3,278円×3で9,834円。同じ3ヶ月間に公式問題集を3冊使うと3,630円×3で10,890円(編集部試算、3冊とも最新刊12の定価で計算した場合)となる。旧刊は定価がやや安いこともあり(問題集11は税込3,300円)、旧刊を組み合わせれば総額はこれより下振れしうる。いずれにせよ総額はほぼ拮抗する水準だ。差がはっきり出るのは長期戦になったときで、半年・1年と続けるならスタサプはパック割引が効く一方、公式問題集は「何冊使うか」次第で総額が青天井にも最小限にもなる。書籍を買っても使い切れなければ、その分がそのまま無駄になる点は独学側の弱点だ。

中身の違い — 動画講義・アダプティブ vs 本番同等の演習そのもの
料金が近い場面があるとはいえ、両者が提供しているものはまったく違う。スタディサプリは、講師 関正生氏による「パーフェクト講義」という動画講義を軸に、スコア600点以上の中上級者向けには「アダプティブ講座」という個別最適化された講座も用意している。加えてディクテーション・シャドーイングなどのリスニング力向上トレーニング、目標スコア別の単語・熟語コンテンツもアプリ内に収録されている。紙のテキスト(実戦問題集と関氏の講義書き起こし)は別売で、購入は任意だ。
一方の公式問題集12は、テストを実際に開発しているETSが本番と同じプロセスで制作した問題を、テスト2回分(計400問)収録している。リスニングの音声に加えてリーディングセクションの一部音声もダウンロード特典として付くが、音声CDは付属しない(改訂前の版とは異なる点なので、購入時は最新の仕様を確認した方がよい)。動画講義や個別最適化のような「教える」機能は無く、問題そのものの本番への近さで勝負する教材だ。IIBCによれば、このシリーズは累計250万部を超えている。

学習管理のしやすさ
スタディサプリはアプリという性質上、「パーフェクト講義を終えたらアダプティブ講座へ」という学習の道筋があらかじめ用意されている。何をどの順番で進めればよいか迷いにくい設計だ。対して公式問題集は、どのタイミングで解き、どう復習し、次に何を買うかをすべて自分で決める必要がある。何冊も並行して買い、どれも中途半端に終わる「積読」は独学のよくある失敗パターンだ。当サイトでは公式問題集を何冊・どの順で使うべきかをTOEIC公式問題集は最新刊から使うべき?目的別の活用順序で別にまとめている。

どんな学習者にどちらが向くか
タイプ別の判断フロー
- ✅ 独学だと続ける自信がない・体系立てて教わりたい → スタディサプリのようなアプリ型サブスクが向く
- ✅ 600点以上でアダプティブに弱点を絞り込みたい → スタディサプリのアダプティブ講座が向く
- ✅ 自分でスケジュールを組める・月々の固定費を増やしたくない → 公式問題集を中心にした独学が向く
- ✅ 本番と同じ紙のマークシート形式に早く慣れたい → 公式問題集を使った演習が向く
- ✅ 過去に参考書を買って積読にした経験がある → 学習の道筋が用意されているアプリ型の方が続けやすい可能性が高い
どちらか一方だけを使う必要はない。動画講義とアダプティブでインプットの土台を作りながら、本番形式の演習は公式問題集で紙のマークシートに慣れておく、という併用も現実的な選択肢だ。
自分でスケジュールを組める人・月々の固定費を増やしたくない人には、公式問題集を中心にした独学が向く。最新刊「問題集12」の内容と価格は以下の販売ページで確認できる。このリンクはアフィリエイトリンク(PR)です。
次の一歩におすすめの学習サービス
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公式TOEIC Listening & Reading 問題集 12
3,630円(2026年7月時点・楽天ブックス)
- ・TOEIC運営元ETSが本番と同一プロセスで制作
- ・本番同形式の模擬テスト2回分(計400問)収録
- ・公式スピーカーによるリスニング音声
一方、独学だと続ける自信がない人・体系立てて教わりたい人には、動画講義とアダプティブ講座を備えたスタディサプリENGLISH TOEICコースが向く。公式サイトで7日間の無料体験から試せる。以下のリンクはアフィリエイトリンク(PR)です。
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スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
月額3,278円(税込・ベーシックプラン、12ヶ月パックは月あたり2,728円)
- ・TOEIC L&Rの出題形式に特化した学習アプリで対策を進められる
- ・無料体験期間があるので使用感を試してから始められる
かつての「教材集中型」の代表格、アルクの通信講座は撤退が進んでいる
教材集中型のTOEIC対策というと、かつてはアルクの通信講座(「TOEIC L&R 完全攻略500点コース」〜「900点コース」など)を思い浮かべる人もいるはずだ。だが、アルク公式ショップの「通信講座の販売休止予定」ページを確認したところ、これらのコースを含む同社の通信講座ラインナップはほぼ全てが2022年11月25日付で販売休止予定とされており、該当の商品ページは現在いずれもアクセスできない状態だった。大手の通信講座という選択肢自体が縮小している以上、これから独学の教材を選ぶなら、この記事で比較したアプリ型サブスクと書籍個別購入型の2択で考える方が現実的だ。
よくある質問(FAQ)
Q. スタディサプリENGLISH TOEICコースの料金はいくらですか?
ベーシックプランは月額3,278円(税込)。6ヶ月パックは一括18,348円(月あたり3,058円)、12ヶ月パックは一括32,736円(月あたり2,728円)。初回7日間無料体験があり、期間中の解約なら料金は発生しない。
Q. TOEIC公式問題集の値段はいくらですか?
最新刊「問題集12」の定価は税込3,630円(本体3,300円)。IIBC自身が発行し、著者はETS。出版社登録の書誌データとIIBC公式ページで確認した。
Q. スタディサプリと公式問題集はどちらが安いですか?
一概には言えない。短期集中なら総額はほぼ拮抗し、長期になるほど何冊使うか・使い切れるかで差が開く。
Q. どんな人にアプリ型サブスクが向きますか?
体系立てて教わりたい人、独学の継続に不安がある人、スマートフォンで学習を完結させたい人に向く。
Q. どんな人に公式問題集での独学が向きますか?
自分でスケジュールを組める人、本番と同じ紙のマークシート形式に慣れておきたい人、固定費を増やしたくない人に向く。
Q. アルクの通信講座はTOEIC対策の選択肢になりますか?
アルク公式ショップの案内によると、TOEIC向けの通信講座ラインナップは2022年11月25日付で販売休止予定とされ、該当ページは現在アクセスできない。この記事ではアルクを比較対象にしていない。
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スタディサプリENGLISH TOEIC対策コース
月額3,278円(税込・ベーシックプラン、12ヶ月パックは月あたり2,728円)
- ・TOEIC L&Rの出題形式に特化した学習アプリで対策を進められる
- ・無料体験期間があるので使用感を試してから始められる
教材選び全体の考え方(公式問題集・単語帳・文法書の組み合わせや予算別の構成)はTOEIC教材完全比較ガイド|目的別の選び方にまとめている。演習量を無料で補いたい場合は3,541問収録の無料クイズ、語彙は3,046語収録の語彙演習から取り組める。
この記事に関するよくある質問
Q. スタディサプリENGLISH TOEICコースの料金はいくらですか?
A. 公式サイトで確認したところ、TOEIC L&R TEST対策コースのベーシックプランは月額3,278円(税込)です。まとめ払いにすると6ヶ月パックが一括18,348円(月あたり3,058円)、12ヶ月パックが一括32,736円(月あたり2,728円)になります。初回に限り7日間無料体験ができ、無料期間中に解約すれば料金は発生しません。
Q. TOEIC公式問題集の値段はいくらですか?
A. 最新刊「公式TOEIC Listening & Reading 問題集12」の定価は税込3,630円(本体3,300円)です。IIBC自身が発行し、著者はテストを開発するETS。出版社が登録した書誌データ(openBD・版元ドットコム)と、IIBCの公式ページで確認しました。Amazon等の実売価格は変動するため、この記事では出版社登録の定価のみを使っています。
Q. スタディサプリと公式問題集はどちらが安いですか?
A. 一概にどちらが安いとは言えません。数ヶ月の短期集中であれば総額はほぼ拮抗しますが、半年以上続けるなら公式問題集を数冊使い倒す方が総額を抑えやすいケースがあります。逆に、公式問題集を何冊も買って積読になる(1冊も終わらない)と、書籍の方が実質的に高くつくこともあります。総額よりも「最後まで使い切れるか」で判断した方が実際の費用対効果は近づきます。
Q. どんな人にスタディサプリのようなアプリ型サブスクが向きますか?
A. 関正生氏の動画講義で体系的に学びたい人、独学だと続ける自信がない人、スマートフォン1台で講義・演習・語彙学習を完結させたい人に向きます。600点以上ではアダプティブ講座による個別最適化も使えるため、中上級者が弱点を絞り込みたい場面にも合います。
Q. どんな人に公式問題集を使った独学が向きますか?
A. 自分でスケジュールを組んで学習できる人、本番と同じ紙のマークシート形式に慣れておきたい人、月々の固定費を増やしたくない人に向きます。公式問題集はETSが本番と同じプロセスで制作しているため、問題の質という点では最も本番に近い教材です。
Q. アルクの通信講座はTOEIC対策の選択肢になりますか?
A. アルク公式ショップの「通信講座の販売休止予定」ページによると、「TOEIC L&R 完全攻略500点コース」から「900点コース」までを含む同社の通信講座ラインナップは2022年11月25日付で販売休止予定とされており、該当の商品ページは現在いずれもアクセスできません。かつて教材集中型の代表格だった大手の通信講座は撤退が進んでいるため、この記事ではアルクを比較対象にしていません。
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