リスニング
NetflixでTOEIC対策?海外ドラマを使ったリスニング勉強法
海外ドラマはTOEIC対策に使えるか?
「NetflixやHuluで海外ドラマを見るだけでリスニング力が上がる」という話を聞いたことがある方は多いと思います。実際のところ、ただ見るだけでは効果は限定的です。しかし正しい使い方をすれば、TOEICリスニング力の底上げに確実に役立ちます。
ポイントは「TOEICに近い英語が使われるコンテンツを選ぶこと」と「受動的に見るのではなく能動的に聞くこと」の2点です。
TOEICに向いているコンテンツの選び方
TOEICのリスニングはビジネスや日常生活の場面が中心です。次の基準でコンテンツを選ぶと学習効果が高まります。
- 向いているもの:ビジネス系ドラマ(Suits, The Office, Severanceなど)、ニュース番組(CNN, BBC World News)、ドキュメンタリー(Netflix Originals)。発話速度が比較的安定しており、明瞭な英語が多い。
- 向きにくいもの:スラングや方言が多いコメディ、早口の犯罪ドラマ、音楽・ダンス中心のショー。TOEICの英語とのギャップが大きく、遠回りになりやすい。
TOEIC本番に近い英語は「The Office」のようなオフィス舞台のコメディや、ビジネスニュース番組が特に適しています。
効果的な視聴の3ステップ
ただ流しっぱなしにするのではなく、以下の手順で能動的に取り組みましょう。
- Step 1 — 英語字幕で視聴:最初は英語字幕をオンにして視聴する。聞こえた音と文字を一致させながら見ることで、音の変化(リダクション・リンキングなど)に気づきやすくなる。
- Step 2 — 字幕なしで再視聴:1〜2分ほどの短い場面を字幕なしで再生し、聞き取れなかった部分を確認する。「聞こえたつもりだったのに聞き取れなかった」箇所が見つかる。
- Step 3 — シャドーイング:気に入ったセリフや聞き取りにくかった文をシャドーイングする。発音・リズムを体に染み込ませることが目的。シャドーイングの詳しい方法はこちら。
海外ドラマだけではTOEIC対策として不十分な理由
海外ドラマはリスニング力の「素地」を作るには有効ですが、TOEIC特有の問題形式には慣れません。TOEIC Part3やPart4では、会話の目的を問う問題、次にする行動を問う問題など、出題パターンが決まっています。こうした形式への慣れはドラマ視聴では身につかないため、Scordiaのリスニング演習で並行してTOEIC形式の問題に取り組むことが必要です。
海外ドラマを「楽しみながらリスニング力を底上げするインプット」として位置づけ、TOEIC形式の演習と組み合わせるのが最も効率的なアプローチです。診断テストで現状のリスニングスコアを確認し、弱点に合わせた対策を立てましょう。
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