攻略のコツ
TOEIC Part6の文選択問題【正しい一文を選ぶコツ】
文選択問題とは
TOEIC Part6では1文書につき4問が出題されますが、そのうち1問が「文選択問題(sentence insertion)」です。空欄に入る最も適切な一文を4つの選択肢から選ぶ形式で、単語・文法の知識だけでなく文章全体の流れを把握する読解力が必要です。2016年のリニューアル以降、毎回4文書中の4問すべてで出題されます。
文選択問題が難しい理由
文法問題や語彙問題と異なり、文選択問題は「空欄の前後だけを読めば解ける」わけではありません。選択肢の文が前後の段落と論理的に整合するか、時制・代名詞・指示語が文書全体と矛盾しないかを総合的に判断する必要があります。
解法の手順
ステップ1:空欄の前後2〜3文を精読する
空欄の直前の文と直後の文が最も重要な手がかりです。特に以下の3点に注目しましょう。
- 代名詞(it, they, this, these)が何を指しているか
- 指示語(this plan, the policy)が前の文で定義されているか
- 時制が前後の文と一致しているか
ステップ2:接続表現を活用する
選択肢の文の冒頭にある接続表現が、前後の文との論理関係を示します。
- However / Nevertheless → 前の文と逆の内容が続く
- Therefore / As a result → 前の文の結果や結論
- In addition / Furthermore → 前の文に情報を追加
- For example / For instance → 前の文の具体例
たとえば前の文が "Sales have been declining." なら、空欄には "Therefore, the board has decided to revise the pricing strategy." のような結論の文が入りやすいと推測できます。
ステップ3:消去法で誤答を排除する
正答を直接特定しにくい場合は、明らかに不適切な選択肢を除外します。以下の理由で誤答を排除できます。
- 代名詞の指示対象が一致しない("They" なのに前の文の主語が単数など)
- 時制が文書全体のタイムラインと矛盾する
- 話題が突然切り替わり、前後の流れと無関係
- 同じ内容がすでに別の文で述べられており、繰り返しになる
練習のポイント
文選択問題は問題数が少ない(全体で4問)ので、1問の失点が響きます。Scordiaの Part6演習では文選択問題を含む190問を練習でき、解説でなぜその文が正答かを確認できます。Part6の解法ページでも、文書タイプ別の攻略法を紹介しています。
まとめ
文選択問題は文法知識だけでは解けません。「前後の文との論理的な整合性」と「代名詞・指示語の一貫性」という2つの軸を意識しながら、Part7の読解演習と並行して文脈読解力を鍛えることが効果的です。
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