リスニング
TOEICリスニングのメモ術【Part3・4で使えるノートテイキング】
TOEICでメモを取るべきか?
TOEIC本番では問題用紙への書き込みが許可されています。特にPart3(会話)とPart4(説明文)では、設問を先読みしてメモを取ることが高得点への重要なテクニックです。しかし「何をメモすればいいかわからない」「メモに気を取られて肝心の音声を聞き逃す」という声も多く聞かれます。本記事では、本番で機能するメモ術を具体的に解説します。
メモの目的は「全文を書き留めること」ではなく、「設問に対応する情報を素早く記録すること」です。この前提を最初に押さえておきましょう。
先読み×メモのセット戦略
Part3・4の各セットは「設問の先読み時間」→「音声」→「解答時間」の流れで進みます。この先読み時間(約30秒)を最大限活用することが、メモ術の出発点です。
- Step 1(先読み時): 設問の疑問詞(What / Why / Where / When / Who)とキーワードを確認する
- Step 2(先読み時): 問われているカテゴリー(目的・場所・次の行動・問題点など)を頭に入れる
- Step 3(音声中): 設問に対応すると思われる情報が出たらメモする
- Step 4(解答時): メモと選択肢を照合して解答する
先読みで設問内容を頭に入れておくことで、音声の中から必要な情報を「能動的に」聞き取れます。この逆(音声を受け身で聞いてから設問を読む)では情報が頭に残りません。
本番で使えるメモ記号・略語
以下のような略記を使うと、短い先読み時間内でも設問の要点を書き留められます。
- W → Who(誰が)
- Wh → Where(どこで)
- Wt → What(何を)
- Wy → Why(なぜ)
- Wn → When(いつ)
- nxt → next action(次の行動)
- prb → problem(問題点)
- sug → suggestion(提案)
- → → その後・その結果
- ? → 聞き取れなかった箇所
記号は自分が素早く書けて読めるものであれば何でも構いません。大切なのは練習を通じて「自分のメモ記号体系」を確立しておくことです。
図表問題でのメモの使い方
現行形式のPart3・4には、スケジュール・地図・価格表などの図表を参照する問題があります。この場合は設問を先読みしたうえで、問題用紙の図表のどの部分を注意して聞けばいいかを確認しておきます。音声中に図表の選択肢(A〜D)に素早く目を通し、正解と思われる項目に印をつけます。
練習時の注意点
メモ術は練習なしには本番で機能しません。以下の点に注意して練習しましょう。
- 練習でも必ず本番と同じ形式(先読み→音声→解答)の順で取り組む
- メモを取りすぎて音声から意識が離れないよう、最初は設問1問分の情報だけメモする練習から始める
- 間違えたセットはスクリプトを見て、自分が何を聞き逃したか・メモが何の役に立ったかを分析する
Scordiaのリスニング演習ではPart3・4の練習が繰り返し行えます。また模擬テストで本番に近い環境でメモ術を試し、診断テストでリスニングの弱点を把握してから集中的に取り組みましょう。
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