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TOEICのチャット・テキスト問題の解き方【新形式】
チャット・テキストメッセージ問題とは
2016年に改訂されたTOEICの新形式で、Part7にオンラインチャットやテキストメッセージのやり取りを題材にした問題が追加されました。メール形式の文書とは異なり、複数の発言者が短い文を交互に送り合う会話形式が特徴です。
設問は2〜5問で、シングルパッセージ枠または文書量によってはダブルパッセージの一部として出題されます。慣れていないと読み方に戸惑うことがありますが、ポイントを押さえれば得点源にできます。
チャット問題の構造を理解する
チャット形式の文書には以下の要素が含まれます。
- 発言者名(左側または吹き出し内):誰が何を言ったかを追うために必ず確認する
- タイムスタンプ:時系列を把握するヒントになる
- 略語・口語表現:OK, Got it, Will do, No problem など、ビジネスカジュアルな表現が多い
- 絵文字・リンク・添付ファイルへの言及:まれに登場し、設問の根拠になることがある
頻出設問タイプと解法
1. 目的・状況を問う設問
"Why are the people chatting?" / "What is the purpose of this conversation?"
冒頭の数発言で会話の目的が分かることが多いです。チャット全体の流れを把握してから答えましょう。
2. 発言の意図を問う設問
"At 2:15 P.M., what does Ms. Park mean when she writes, 'That works for me'?"
TOEICチャット問題で最も特徴的な設問タイプです。引用された発言の前後の流れを読み、文脈から意味を推測します。"works for me" 単体では「私には都合がいい」という意味ですが、直前で日時や場所の提案があれば「その提案に同意する」という意図になります。
3. 次に取る行動を問う設問
"What will Mr. Santos most likely do next?"
チャットの最後の数発言に根拠があることが多いです。誰かが依頼や提案をして、相手が承諾している → その承諾した行動が「次に取る行動」になります。
4. 情報の確認問題
"What time will the meeting begin?" など、会話の中から特定の情報を読み取る問題です。チャットは情報が散在するため、設問のキーワードを先に確認してから該当箇所を探すのが効率的です。
読み方のコツ — 会話の流れを縦に追う
メール文書と異なり、チャット問題は上から下へ「流れを追う」ように読むのが基本です。誰がどの発言に反応しているかを意識しながら読むと、発言の意図問題を素早く解けるようになります。
また、チャット問題は1問あたりの文字数が少ないため、他のシングルパッセージより短時間で解けることが多いです。時間配分の上では1セット2〜3分を目安にしましょう。
Scordiaの Part7 演習でチャット形式の問題を繰り返し練習し、発言の意図問題への対処を身につけてください。推測問題の解き方も合わせて確認しておくと理解が深まります。
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